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約1億円のフェラーリも! クルマ以外も多趣味な人向けのイベント「オートモービルカウンシル」レポ

2024年04月20日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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コンパクトカーのお手本・ゴルフの歴代モデル

 フォルクスワーゲンがビートルに変わる小型実用車としてゴルフを送り出して、今年で50年が経ちます。そこでフォルクスワーゲン・ジャパンの協力のもと、歴代ゴルフのうち5台を展示していました。

オートモービルカウンシル

フォルクスワーゲン/初代ゴルフE(1980年)

 横置き4気筒のFFというパッケージを、ジョルジェット・ジウジアーロが設立したデザイン会社「イタルデザイン・ジウジアーロ」によるハッチバックボディーに収めた傑作機。1974年に発売されるや、たちまち大人気を博して、コンパクトカーとしての地位を築き上げました。

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フォルクスワーゲン/2代目ゴルフGTI(1990年)

 高い運動性能はそのままに、エンジンとサスペンションを強化し、スポーツカーに代わる存在として誕生。いわゆるホットハッチの火付け役となった1台です。日本にゴルフの正式輸入が始まったのは、この2代目から。

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フォルクスワーゲン/4代目ゴルフR32(2004年)

 ゴルフの質感を高めて市場投入された4代目。エンジンバリエーションも豊富になり、3.2L V6エンジンに4WDシステムを備えた最上位グレード「R32」が用意されました。性能、品質、実用性と三拍子そろった1台といえるでしょう。

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フォルクスワーゲン/7代目ゴルフTSIトレンドライン(2013年)

 すでに上級車種となったゴルフ。7代目は、新世代モジュールプラットフォーム「MQB」を採用し、軽量高剛性化を図るとともに、エンジンをダウンサイジングターボ化。中でも1.4L 直4ガソリンターボには、気筒休止機構を備えるなど、世界の技術トレンドをけん引しました。

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フォルクスワーゲン/8代目ゴルフTDI Rライン

 現行モデルである8代目。プラットフォームはMQB evoに進化したほか、フロントマスクを先鋭化。パワートレインはeTSIと呼ぶ48Vマイルドハイブリッドの1L 3気筒直噴ターボのほか、1.5L 直4ターボ、ディーゼルターボと多彩なラインアップを用意しています。

 この展示ブースの近くでは、ゴルフの販売も行なわれていました。そのいくつかもあわせてご紹介しましょう。

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フォルクスワーゲン/ゴルフカントリー(1991年)

 1983年から1991年まで製造された2代目ゴルフ。その末期である1990年に登場したのが、ゴルフ初となるSUVのゴルフカントリーです。最低地上高が高められたほか、フルタイム4WDシステムを搭載。エンジン下やリアの駆動系周りを補強するなど、本格的なアウトドアモデルでした。ちなみに会場での販売価格は599万8000円。

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フォルクスワーゲン/ゴルフCLi(1991年)

 こちらもゴルフ2の後期型。CLiは普及グレード(CL)と上級グレード(GLi)のよいところどりのモデル。GLiとの違いは、スモールバンパーで集中ドアロックなしであること。そして一部マニアに人気のMT設定が用意されていた点(GLiはAT設定のみ)。写真は2ドア車で価格は279万8000円。

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フォルクスワーゲン/ゴルフ・カブリオクラシックライン(1993年)

 2代目ゴルフの最後期に登場した限定車。レザーシートと幌布トップ、そしてグリーンメタリックと、ゴルフカブリオの代表モデルといえる1台です。人気が高く、価格も429万8000円でした。

カメラや絵画も! クルマ以外の趣味ブースを紹介

 様々な趣味が集う本イベント。面白そうなブースをいくつか見つけましたのでご紹介しましょう。

オートモービルカウンシル

ニコンは最新のミラーレスカメラの貸出し撮影体験を実施

 ニコンはカメラの貸出し体験を実施。無料で3時間試せるばかりか、32GBのSDカードをプレゼントという太っ腹ぷりには驚かされます。

オートモービルカウンシル

パナソニックの高級オーディオブランド、テクニクスのブース

 高級オーディオブランドのテクニクスは、トレーラーの中を視聴室とした「テクニクス・サウンド・トレーラー」を展開。中ではハイレゾ音源やレコードによる製品視聴のほか、ゲストによる音楽談義が行なわれていました。

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田宮模型のブース

 多くの自動車模型を販売する田宮模型が出展。ヘリテージカー、レーシングカーなど数多くの模型を販売していました。

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クルマの絵画が数多く販売していた

 車の絵画を販売するブースは数多く。憧れの名車の絵画には、思わず足をとめてしまう人が多かったように見受けました。

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観葉植物も販売

 今回初出展だったのが、観葉植物を販売するブース。自動車と関係なさそうですが、絵画と同様、部屋に置くとオシャレなのは間違いナシ。珍しい植物もありました。

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腕時計

 そして高級腕時計の姿も……。このように1日いても飽きない魅力に溢れていました。

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