メディア運用に特化した生成AI導入支援「AIパイロット」
ソウルドアウトの連結子会社であるメディアエンジンとMYUUUは3月27日、共同で生成AIを活用したメディア運用DX支援のプロダクト「AIパイロット」をリリースした。
AIパイロットは、メディア業界に特化したAIソリューションやAI研修コンテンツを内包したサービスで、「AIをメディアでどのように活用したらいいかわからない」「AIの情報が早すぎて完全に理解できていない」「本当に効果の高いAI活用方法がわからない」といった課題に対応。実際に業界で活用される事例をもとに、コンテンツ生成をはじめとした、メディア運営業務における生成AIを活用したソリューションを提供する。
人材領域や不動産領域、金融領域、美容領域など、200社以上コンテンツマーケティングの支援実績があるメディアエンジンの経験をもとに、SEOやSNSなどのメディア運営の現場で活用されるAX(AI Transformation)ソリューションを提供する。
具体的には、セキュリティーやプライバシーリスクの懸念など、生成AIに対するスタンスが明確に定まっていない企業に対して、生成AI導入の状況をヒアリングした上で、AIガバナンス構築におけるコンサルティング支援を行う。
また、コンテンツマーケティングの成果を最大化させる上で、各社の資産を活用したメディア構築など、新規事業の開発も提案。コンテンツ生成時に、情報ソースとなる一次情報データの調達は競合優位性を担保する上で重要度の高い施策となる。雑誌や書籍など、媒体社が持つ過去の出版物などは、独自取材による一次情報などが使われているケースが大半となる。こうした自社データを活用することで、オリジナリティーを担保した高品質なコンテンツ生成が可能だとする。
さらに、大幅な業務効率化及び販管費や人件費を最適化するため、コンテンツマーケティングの成果を最大化させるための支援を伴走体制でサポートする。
AIパイロットの提供サービス例として、生成AI活用によるSEO対策のコスト・リソース面の最適化や、生成AI活用によるDXに特化した動画をサブスクリプション形式で提供するe-Learningなどがある。
一部の研修サービスについては厚生労働省が出しているリスキリング助成金の活用が可能となり、企業の費用負担を最小限に抑え導入しやすい販売モデルで提供する。