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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第273回

水素燃料電池車はなぜEVに負けたのか/生成AIが物語からコミックを作る驚きのサービス

2024年03月11日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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「いいことずくめ」の水素燃料電池車はなぜEVに負けたのか?

ゼロエミッション車の主流はバッテリーを使う電気自動車(EV)であり、水素を使う燃料電池車は大きく後れを取っている。かつて同列に語られたこともあった両者になぜ差が付いてしまったのか。

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プロンプト不要、生成AIで誰でも物語からマンガが作れる

テキスト-画像生成AIは物語性のある複数の画像を生成するのが苦手だ。複数の画像で、設定に一貫性を持たせるのが難しいからだ。だが最近、物語を一度入力すると、それに合った一連の画像を生成するサービスが登場した。

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ファンデルワールス層状の「準結晶」で超伝導現象を発見=東大

東京大学と東京理科大学の共同研究チームは、結晶、アモルファスとは異なる第3の固体「準結晶」の構造秩序を持つファンデルワールス層状物質の低温電子物性を調べ、この物質が絶対温度1度(1K)以下の温度域で超伝導性を示すことを発見した。結晶とは本質的に異なる原子配列秩序を持つファンデルワールス層状の準結晶における超伝導の発見は初めてであり、発現機構を解明することで新奇デバイスの開発につながることが期待される。

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米国で販売失速でもヒートポンプに注目すべき理由

2023年には販売額が減速することになったが、ヒートポンプは化石燃料を使用する暖房器具に差をつけつつある。

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日本で承認された新世代mRNAワクチン、従来とどう違うのか?

昨年11月、日本で承認された自己増殖型mRNA(saRNA)ワクチンが注目されている。従来のmRNAワクチンとどう違うのか。

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理論計算機科学の巨匠 マヌエル・ブラムが 伝説の指導教授になるまで

チューリング賞を受賞した理論計算機科学者のマヌエル・ブラム博士は、多くのスーパースターを生み出してきた伝説の指導教授としての顔を持つ。多くの教え子たちの証言から得られたのは、「優しさが偉大さを生む」ことの証拠だった。

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木を使わずに木製品を作る、MIT発バイオベンチャー

植物の葉から抽出した細胞を使って、木を伐採せずに木製品を作り出す。フォレイ・バイオサイエンス(Foray Bioscience)が目指す、新たなモノづくりだ。

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超巨大ブラックホールの周囲に2つのプラズマリングを発見=京大

京都大学の研究チームは、超巨大ブラックホール周辺に分布するプラズマガスに、これまで知られていなかった構造を発見した。超巨大ブラックホールを中心として、降着円盤からの高エネルギー照射の影響を受けやすく比較的低速に運動している領域と、影響を受けにくく比較的高速な領域の2カ所に、プラズマガスが同心円状に分布していることを明らかにした。

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MITテクノロジーレビューからのお知らせ

NIPPON INNOVATION AWARD 大賞受賞!
失われた声を取り戻す最先端技術「Syrinx」の開発者が語る
「アクセシビリティとテクノロジー」

喉頭がんなどによって声を失った方が自分自身の声を取り戻せるウェアラブル・デバイス「Syrinx(サイリンクス)」。3/2に初開催された「NIPPON INNOVATION AWARD」で見事Grand Prizeに選ばれ、賞金1,000万円を獲得するなど、いま大きな注目を浴びています。

MITテクノロジーレビューが3月14日に開催する本イベント「アクセシビリティとテクノロジー」では、この開発者である竹内雅樹氏をゲストに迎え、Syrinxが目指すビジョンやそれを実現するための技術について解説いただきます。人工知能やモバイル・デバイスなどの新たなテクノロジーの登場によって、アクセシビリティ支援ツールはどこまで進歩し、どのような支援を可能にするのか。その最前線に触れる機会に、ぜひご参加ください。

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