このページの本文へ

Cloudflare、AIを活用してセキュリティーを高める「Defensive AI」発表

2024年03月06日 11時15分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Cloudflare(クラウドフレア)は3月5日、カスタムメイドのアプローチである「Defensive AI」を発表した。

 今日の脅威アクターは、高度なフィッシング詐欺、悪意のあるコードの作成、重要なビジネス機能への攻撃の強化など、AIを極限まで悪用しながら着実に攻撃の成果を上げている。Defensive AIは、組織特有のトラフィックパターンを活用して、組織それぞれに適した脅威の軽減策をカスタマイズし、脅威アクターの先回りをする防御策を講じて、重要なアプリケーションやネットワーク全体を保護する。

 Defensive AIは、CloudflareのAIモデルが企業・組織における特有のトラフィックパターンを分析した上で、その環境に合わせた防御戦略を提供し、以下の内容を実現。

・最新規格のウェブの保護

 開発中の「API Anomaly Detection」はAIを活用してアプリケーションの挙動を学習し、時間の経過に伴う正常なリクエストシーケンスの変化についてのモデルを構築。これにより得られたトラフィックモデルは「正常」な挙動から逸脱する「攻撃」を特定し、潜在的に悪意のある行為を阻止するためのガードレールとして機能する。

・現在、最も脅威にさらされているメールを保護

 今日のサイバー攻撃の90%はフィッシング詐欺に起因しており、Cloudflareのクラウドメールセキュリティーソリューションは、AIモデルが学習してメッセージのさまざまな部分を識別。疑わしいコンテンツにフラグを立てることで、脅威アクターを防止。

・従業員が引き起こす意図的あるいは偶発的な脅威の軽減

 「Cloudflare Gateway」を利用することで、企業・組織は各ユーザーの行動とアクセスされるリソースのベースラインを作成し、危険または承認されていないアクセスだと判断されるものへのフラグ立てや、フィルタリングが可能にとなる。Cloudflare Gatewayはユーザーとリソース(内部で管理されているものと、組織が連携している外部のリソースの両方)に対するスコアを提供。

 詳細は以下のリソースを確認のこと。

The rise of Defensive AI: Cloudflare’s framework for defending against next-gen threats
Dispelling the Generative AI fear: how Cloudflare secures inboxes against AI-enhanced phishing

カテゴリートップへ

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    “VMwareショック”余波、IaaSベンダー撤退も/本音は「拒否したい」時間外の業務連絡/IT部門のデータメンテ疲れの声、ほか

  2. 2位

    データセンター

    首都圏のデータセンター枯渇、電力コストの高騰、エンジニア不足 課題から考える最新データセンター選び

  3. 3位

    デジタル

    なぜ大企業でkintoneの導入が増えているのか? DX推進と「脱・属人化」を実現するエンプラパートナーに聞いた

  4. 4位

    TECH

    【提言】「VPNの安全性」が通用しない時代 ZTNAへの困難な移行を経営層はサポートせよ

  5. 5位

    TECH

    自律的に動けないメンバーを持つくらいなら、一人で全部やったほうが幸せに働ける「管理職の憂鬱」に関する調査

  6. 6位

    データセンター

    「NVIDIA Blackwell GPU」約1100基搭載のAIインフラが稼働 さくらインターネットが石狩DC内で

  7. 7位

    ビジネス

    行政DXを超え、デジタルで市民の力を引き出す“地域社会DX”へ 兵庫県豊岡市の挑戦

  8. 8位

    デジタル

    kintoneの大企業売上は間もなく3割に サイボウズはグローバルで“戦える”新サービスも開発中

  9. 9位

    デジタル

    地方テレビ局が生成AIで記事作成を爆速に でもその裏で“10倍増えた”業務とは?

  10. 10位

    TECH

    IT人材の約半数が「静かな退職」 正当に評価されないし心身の健康を優先

集計期間:
2026年02月26日~2026年03月04日
  • 角川アスキー総合研究所