LiLzが提供する完全無線型定点サーモカメラ「LC-T10」が国土交通省が運営する新技術情報提供システム「NETIS」に登録
LiLz株式会社
LiLz株式会社(本社: 沖縄県宜野湾市、代表取締役社長:大西 敬吾、以下: LiLz)が提供する完全無線型定点サーモカメラ「LC-T10」が、2024年2月5日付けで国土交通省が運営する新技術情報提供システム「NETIS」に登録されたことをお知らせいたします。
建設・建築工事現場において、点検業務による作業の圧迫や、過酷な現場点検による労災リスクなどの課題があります。
現場での業務において、空調・照明・温度ムラをモニタリングしたいというニーズがありながらも、電源工事ができない山奥や積雪のある環境だと、人が現地に赴きハンディタイプのサーモカメラやドローンを用いて巡回点検を行う必要があります。属人的な巡回点検だと、同じ場所を連続的に撮影するのに適していません。
電源工事ができない現場でも、「LC-T10」を設置することで、点検業務の省電力化・リモート化を簡単に実現します。
バッテリーは1日3回の定点撮影で最長3年間持続し、また、定点での撮影とクラウド上でのデータ処理により特定エリアにおける平均温度・最高温度・最低温度を正確に記録することが可能となります。
建設現場での労務コスト削減(省人化)が見込まれる点が国土交通省に認められ、このたび新技術情報提供システム「NETIS」への登録が実現しました。
また、LiLzでは、アナログ計器をカメラを用いて自動で読み取り、クラウド側の機械学習・画像処理によってデジタルデータ化をする「LiLz Gauge」の開発・販売も行っています。引き続き、点検業務の省力化を推進すると共に、人の五感に代わるプラットフォームの開発に取り組みます。
■NETIS登録情報
NETIS 登録番号 :OK-230003-A
技術名称 :完全無線型サーモカメラ(LC-T10)
登録日 :2024年2月5日
NETIS 内ページ https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=OK-230003%20
■ NETIS(新技術情報提供システム)とは
建新技術情報提供システム(NETIS:New Technology Information System)は、国土交通省によって運営されている、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備されたデータベースシステムです。事業者は、NETISに登録された技術を活用することで入札時の総合評価方式での加点や、完成後に工事成績評定にて加点といったメリットを得ることができます。
【LiLz株式会社】
所在地:〒901-2274 沖縄県宜野湾市我如古2-3-7 2F
代 表:大西 敬吾
設 立:2017年7月28日
URL :https://lilz.jp/
note :https://note.lilz.jp/
■事業内容
LiLzは「機械学習とIoTの技術融合で、現場の仕事をラクにする」をミッションに掲げ、設備保全現場の点検課題を解決するIoT・AIサービス「 LiLz Gauge」を提供しています。CEATEC AWARD 2019トータルソリューション部門グランプリ、第6回JEITAベンチャー賞など受賞多数。
■リモート点検用 完全無線型定点サーモカメラ「LC-T10」とは
LC-T10Jは赤外線センサーを搭載し撮影したエリア内で-10℃~400℃の範囲の温度情報を定点監視することが可能です。また、1日3回の撮影で連続動作時間が3年と、従来のLiLz Camシリーズと同等のバッテリー性能を実現しました。
電源工事・ネットワーク工事不要で現場に定点設置でき、ユーザー様の点検の省力化・リモート化に貢献いたします。
https://lilz.jp/products/lc-t/