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トヨクモの「kMailer」がGoogleと米Yahoo!の新メールガイドラインに対応

2024年01月26日 09時00分更新

文● ASCII

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 トヨクモは、2024年1月24日、kintone連携メール送信サービス「kMailer」が、2024年2月に施行のGoogleおよび米Yahoo!のメール送信者のガイドラインに対応したことを発表した。

 今回のkMailerの対応により、送信者は所定の対応をすることで、受信者がメールの配信登録を容易に解除でき、かつkMailer内で配信停止リストを管理し、メール送信システムと連携して配信制御できるようになる。

 2024年2月1日以降、Googleおよび米Yahoo!によるガイドラインの要件を満たしていない場合には、メールが想定どおりに配信されなかったり、迷惑メールに分類されたりする弊害が発生する可能性がある。

 Gmailのメール送信者のガイドラインでは、2024年2月1日以降、Gmailアカウントへの大量メール送信者(1日あたり5000 件以上のメールを送信)に対して、「送信メールを認証すること」「未承諾のメールまたは迷惑メールを送信しないようにすること」「受信者がメールの配信登録を容易に解除できるようにすること」の3つを義務付けている。

 米Yahoo!は、2024年の第一四半期に、大量メール送信者に対して、「送信メールを認証すること」「受信者がメールの配信登録を容易に解除できるようにすること」「ユーザーが望む電子メールのみを送信すること」の3つを義務付けている。

 kMailerの対応およびユーザー必要な対応は以下の通り。

■kMailerの対応
・配信停止対象のメールアドレスを管理できる機能(配信停止リスト)を追加
・配信停止リンクからワンクリックで配信停止リストへメールアドレスを登録できる機能を追加
・誤って配信停止した場合でも配信再開できる機能を追加
・GmailのUI上などから配信停止できるように、配信停止リンクを利用している場合にはList-Unsubscribeヘッダを付与するよう対応
・配信停止リストに登録されたメールアドレスに対してメール送信を行わないよう対応
・配信が停止された場合には送信履歴に送信されなかったメールアドレスのログが記録されるよう対応

■kMailer利用者が必要な対応
・配信停止リストの作成とメールセットへの紐付け
・メールテンプレートへの配信停止リンクの埋め込み
・利用しているSMTPサーバーのドメインにSPF、DKIM、DMARCのメール認証方式を設定 ※OAuth連携で接続している場合には不要

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