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【台湾での実証実験が開始!】高齢者の生活サポートロボット「見守りウィーゴ」の可能性を台湾の介護施設で広げる

PR TIMES

株式会社リビングロボット
株式会社リビングロボット(本社:福島県伊達市、代表取締役社長:川内康裕、以降リビングロボット)が開発を進めている、高齢者生活サポートのためのパートナーロボット「見守りウィーゴ」による実証実験が、この度台湾の介護施設にて開始しました。 海外での実証実験は初めてとなります。 台湾でも日本と同様に社会問題となっている少子高齢化の課題に対し、介護施設の人手不足解消と高齢者の生活サポートを目的として、実証実験を進めてまいります。



実施の背景


リビングロボットは、超高齢化社会によって起こる医療・介護従事者の負担軽減と高齢者のQOL※1/ADL※2向上を目指して、生活サポート用パートナーロボット「見守りウィーゴ」を、2024年リリースに向けて開発を進めています。
昨年秋から福島県の介護施設、病院において実証実験中ですが、この度台湾の介護施設でも実証実験を開始しました。

※1クオリティ・オブ・ライフの略。ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた『生活の質』のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念です。
※2アクティビティー・デイリー・リビングの略。日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作で、「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作のことです。

台湾でも日本と同様少子高齢化が社会問題となっており、2022年には老年人口の割合が17.5%だったのが、2025年には20%を超えると予想され、かつての日本より早いスピードで高齢化が進んでいます。
今回実証実験を実施する新台北市にある介護施設、北投稲香日照中心は、障がい者や認知症の高齢者によりきめ細かくリアルタイムでケアサービスを提供するため、スマートテクノロジーをいち早く導入し、様々な場面で活用しています。
転倒防止レーダーで高齢者を危険から守るものや、顔認証システムでは体温を計測するだけではなく、背景のビッグデータ解析によりその日の高齢者の心境をはかる事ができるなど、心身ともに健康で生活できるシステムが充実しています。
また、こちらの施設では障がい者と認知症患者が混在しているにも関わらず、介護人材の比率は1:8とそれほど豊富ではないため、スマートテクノロジー導入によって介護マンパワーを効率よく活用しています。

「見守りウィーゴ」の機能を使う事により、これらのシステムに加えて人手不足による介護者の負担軽減と、高齢者のより豊かで健康的な生活サポートを目指します。

実証実験の概要


■実証期間:
・2023年12月末~2024年3月下旬(予定)
■場所:
・北投稲香日照中心(新台北市)
■実験内容:
「見守りウィーゴ」のエンタメ機能やおしゃべり機能を活用して、高齢の患者さんの会話を促し、一緒に体を動かしたりすることで患者さんのADL/QOL向上を図ります。
また今回からLark Japan株式会社と連携したスケジュール機能も活用し、ウィーゴが患者さんの1日のスケジュールに合わせて声かけをしながら、一緒に体操をしたり、薬の飲み忘れがないように声かけをしたり、生活のルーティーンをウィーゴが確認します。


リビングロボットについて
リビングロボットは、人とロボットが共に生き、成長する社会の実現をめざして、パートナーロボットおよび関連技術の開発をおこなうテクノロジー企業です。プログラミング教育における「あるくメカトロウィーゴ」の活用をはじめ、さまざま分野での社会実装への取り組み、国内外の技術系イベントにおける製品の出展など、事業の拡大と社会貢献をすすめています。

あるくメカトロウィーゴ(C) MODERHYTHM / Kazushi Kobayashi

本リリースのお問い合わせ先
リビングロボット
電話:050-8881-6955
Email:press@livingrobot.co.jp