悪ノリでドコモ以外のnanoSIMでテスト
ここまでくれば最後の悪ノリでドコモ以外のnanoSIMでテストしてみたくなった。ちょうど、前回の冒頭でご紹介した解約しようとしていたLEITZ PHONE 2に使っていたIIJmioのnanoSIMが1枚余っていたので出荷時のドコモ nanoSIMを交換してリブートしてみた。
HR02はシャープ製のSIMロックフリーデバイスらしいが、肝心の5G/4Gのインディケーターが点灯しない。よく考えたらドコモとはAPNが違うはずだが、設定を忘れていた。早速、HR02の底面に記載されているURL(192.168.128.1)をブラウザーから入力、初期パスワードを入れてHR02の設定画面にログイン。続いてモバイルネットワーク設定のAPNプロファイル設定画面に入りIIJmioのAPNを入力、保存して本体背面のリブートボタンを押し再起動してみた。
再起動後、HR02正面のすべてのLEDインディケーターが青色点灯したので早速、いままでと同じmotorola razr 40をWi-Fi接続して同様の速度計測をやってみた。残念ながらその結果は、motorola razr 40をIIJmio回線に接続した時と大差ないパフォーマンスだった。最後に再度nanoSIMを元のドコモ nanoSIMに戻してやってみたところ、ダウンロード863Mbps、アップロード68Mbpsという従来のウルトラ・ハイパフォーマンスに戻った。
SIMロックフリーのHR02でIIJmioのnanoSIMを使用した数回のトライアル(青色枠の5回)は決して遅くはないが、従来(赤色枠)と最新のHR02と専用ドコモ nanoSIMの組み合わせのウルトラ・ハイパフォーマンスとは比較にならない大差だった。
今回は7万1280円のHR02をキャンペーン中で4万円引きの3万1280円で一括払いで手に入れた。毎月の基本プラン料金である4950円/月に対して月1980円の「月々サポート」が補填されるので、月々の支払いはたった2970円+2円(オプションサービス)の合計2972円だ。月の回線料金が多少安いMVNOの5Gサービスがあっても、あえてそっちを選ぶメリットは見当たらない。
この年末年始、HR02はNURO光を大きく抜いて我が家で最高速を叩き出す高速インターネット回線になってしまったと思った。しかしその高速性は我が家の5G環境が恵まれているというだけではとても説明できないウルトラ・ハイ・パフォーマンスだった。
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