ネットで「ヒヤっとした話」を集めよう 第33回
子どもが利用するスマホにはフィルタリングサービスの導入が義務
深夜までスマホどっぷりの甥っ子・姪っ子……ノンコントロールな様子にヒヤリ
2024年01月27日 15時00分更新
小学生の75%がペアレンタルコントロール導入済のスマホを利用
子どもたちが深夜までスマホを使うことを制限する場合、いくら口頭で注意しても無駄というものです。親が寝静まったらこっそり……などということもあるでしょうし、一方的にスマホを取り上げてしまうようなことをすれば、子どもに「横暴だ!」と思われて逆効果になるかもしれません。
やはり効果的なのは、ペアレンタルコントロールを活用することです。iOS端末なら「スクリーンタイム」で、Android端末なら「ファミリー リンク」から設定が可能です。
スマホを使える時間帯を指定することで、深夜までの利用を制限できます。時間帯以外にも、課金や特定アプリ利用などの制限、新規アプリのインストール禁止といった設定ができるほか、特定のURLへのアクセスを禁止することや位置情報の把握も可能になり、スマホの利用にまつわるさまざまなトラブルを未然に防げます。
子どもがスマホを健全に使うにあたって、ペアレンタルコントロールの活用は重要なのですが、気になる統計もあります。これも前述のNTTドコモ モバイル社会研究所が実施した「2022年親と子の調査」からなのですが、小学生では75%が、中学生では58%がペアレンタルコントロールされたスマホを使っています。
ただし、中学生の17%では、スマホの利用開始時にはペアレンタルコントロールが設定されていたものの、その後設定が解除されてしまっているそうです。
今回の投稿者さんが遭遇した甥御さん、姪御さんのケースでは、残念ながらペアレンタルコントロールが活用されていない、統計中の小学生25%に含まれていたということなのでしょう。
子どもたちの健全なスマホライフのためにも、投稿者さんはぜひ保護者の親戚にペアレンタルコントロールの重要さを伝えていただきたいものです。今のところ子どもたちはゲームやSNSなどに踏み込んではいないようですが、少なくとも深夜にまで至る利用時間についてはコントロールするべきでしょう。
親子の対話で緩和も! 専用アプリでより精密な設定が可能
マカフィー セーフファミリーも、ペアレンタルコントロールが可能なサービスです。前述した各種機能を網羅しているうえ、そういったコントロールに対して子どもたちが何か意見があれば親にメッセージを送信することができ、親子間で話し合って制限の緩和などの調整が可能です。
一方的と思われがちなペアレンタルコントロールに「親子の対話」を取り入れることができます。親子間のコミュニケーションを促進しながらスマホを活用していきたいと考えるご家庭におすすめです。
また、地図でスマホの現在位置を把握出来たり、特定エリアに到着・出発した際に通知を受け取ることまで可能です。
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