メルマガはこちらから

PAGE
TOP

バックライトがまぶしくてツラい人のためのディスプレー

 Essence researchは1月18日、バックライトの光が苦手な、光に過敏な人のためのディスプレー「Natural Light Display」を発表した。価格は44万8000円で、1月31日まで発売記念価格の39万8000円で販売。1月19日より直販サイトで発売する。

 「いくら低輝度に設定してもバックライトがまぶしくて疲れる」「見るのがつらくて仕事を続けられない」といったディスプレーデバイスを使う人の悩みに対応する製品。

 同社は、ディスプレーでは発光した光を見ているのに対して、紙は室内の明かりを反射して表示していることに着目し、「反射の光で表示するディスプレーを開発すれば、紙と同じようにまぶしさや疲れが少ないディスプレーができるかもしれない」と考えて本製品を開発した。

 本製品は、発光するバックライトの代わりに特殊な反射板を内蔵し、この反射板で室内の明かりを反射し、光源として利用して表示。人の眼に自然な反射の光で映し出すため、バックライトの光に悩んでいる人に、紙のように低刺激で快適という作業環境を提供する。

 サイズは31.5型で解像度は1920×1080ドット(フルHD)、表示色はおよそ1677万色。表示速度は、一般的な視聴で残像などの不快感がないとされる60Hzに対応。

 また、暗めの環境でも使用できるように、オン・オフの切り替えができる低輝度に特化したバックライトを内蔵。低輝度に特化しているため、反射による表示を補う最低限の光量でバックライトを使用できるという。さらに、フリッカーが生じないDC(Direct Current)調光を採用し、不快の原因となるフリッカーをなくしている。

 なお、購入時の注意点として、光の不快(まぶしさ、光による疲れなど)に特化した製品であり、色味が薄い・画面が暗いなどの特徴があるため、色の正確性が重要な用途には向かないとしていいる。

 体験型ストアb8ta(ベータ)3店舗とりそな銀行の協業スペースにて、4月14日まで本製品を展示しており、実際に試せる。対象店舗は、有楽町電気ビル1階、阪急うめだ本店8階、イオンレイクタウンkaze 2階。

■関連サイト

「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」配信のご案内

ASCII STARTUPでは、「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」と題したメールマガジンにて、国内最先端のスタートアップ情報、イベントレポート、関連するエコシステム識者などの取材成果を毎週月曜に配信しています。興味がある方は、以下の登録フォームボタンをクリックいただき、メールアドレスの設定をお願いいたします。

合わせて読みたい編集者オススメ記事