kintone上のアプリデータを一括出力するサービスをリリース
クラフテクス株式会社
kintone特化型のデータ連携サービスを開発するクラフテクス株式会社は、アプリ上の「添付ファイル」「コメント」「レコードデータ」をWindows上へ自動一括出力するサービスを発表しました。
これまでkintoneからのデータ出力はブラウザを使用してダウンロードする必要があったため、kintoneと外部システムの連携には、Windows上でファイルを展開する仕組みが必要などの課題がありました。 新しくリリースされた「DataSyncer(R) kintone エクスポート(データシンカー(R))」は、Windows上で動作する専用アプリケーションを利用し、kintoneから自動的に必要なデータ(レコード、添付ファイル、コメント)を収集、ファイル出力します。ブラウザを開く手間なしに、kintoneからデータをWindowsのフォルダにエクスポートできることから、オンプレミスの基幹・業務システムへの連携やバックアップなどの構成を手軽に安価に実現できます。
「DataSyncer(R) kintone エクスポート(データシンカー(R))」は、PC上の専用アプリを起動するだけで、複数のkintoneアプリのレコード、添付ファイル、コメントを一括出力するデータ連携サービスです。
解決する課題
kintoneの入力データを基幹システムに戻したいが、CSVファイルを定期的に手動で出力する必要があり、人手がかかっている。
複数アプリに渡る大量の添付ファイルを手動でダウンロードしているが、取得漏れなどのミスが多い。
エビデンス保全のため、アプリのコメントから必要情報を取得したいが、エクスポートメニューがない。
kintoneからのデータ出力をワンクリックで
データシンカー(R)ならブラウザから一つずつデータをダウンロードする作業は必要ありません。ブラウザを起動せずに、Windows上で稼働する専用アプリが自動的に複数のアプリデータを一括取得、出力先のフォルダやファイル名もノーコードで自由に設定できます。
本サービスのポイント
▼ Windows上の専用アプリケーションで出力処理するため、添付ファイルをそのままの形で保存できます(zipファイル等のダウンロードや解凍作業が不要)。
▼ 出力したいデータのフィルターやソートを、kintoneアプリの「一覧」を指定して出力できるため、複雑な条件でもクエリ等の知識を必要とせず、簡単に出力できます。
▼ 出力先のフォルダやファイル名にアプリIDやフィールドの値などを埋め込み可能なため、他システムへ連携しやすい形式で出力できます。
▼ 出力後に任意の後続処理コマンドを起動できますので、外部システムのインポートツール起動や、プリンター自動出力などのシステム連携が可能です。
▼ APIトークンなどの重要情報をクラウド上に保管することでセキュアな出力環境を実現します。また、出力ログもクラウド上に保存されるため「いつどんなデータが出力されたか」のトレースが可能です。
kintoneとは
32,000社以上が利用しているサイボウズの業務改善プラットフォーム。ノーコード・ローコードで簡単に素早く業務アプリを作成できるため、日々変化する業務にあわせて、現場主導で継続的に業務改善できるクラウドサービスです。 https://kintone.cybozu.co.jp/
サイボウズ株式会社のエンドースメント
サイボウズ株式会社はクラフテクス株式会社による「DataSyncer kintone エクスポート」の提供を心より歓迎いたします。「kintone」のデータがワンクリックで一括出力されることによって、他システムとの連携がスムーズになり、お手軽にバックアップが取得できることで安全に運用できることを期待しています。今後もパートナーシップを深めて、お客様に最適なソリューションをご提供いたします。
サイボウズ株式会社 執行役員 営業本部長 玉田 一己
「DataSyncer(R) for kintone(データシンカー(R))」とは
DataSyncer for kintoneはkintone特化型のデータ連携サービスで、オンプレミスの基幹システムや複合機などから出力されるCSVおよびPDFファイル、メール文書をkintoneに自動連携(ゼロタッチ連携)するサービスです。
◆「CSV to kintone」活用例
・基幹システム上の各種マスタをkintoneのアプリへ定期同期
・販売管理システムからの受注データをkintoneで管理
・生産システムから出力されるデータをkintoneポータルでグラフ共有
・ERPデータを日々バッチ登録しkintoneをデータ還元システムとして活用
◆「PDF to kintone」活用例
・複合機FAXから出力される注文書PDFをキントーンアプリ上で閲覧
・スキャンした図面など企業内ドキュメントをkintone上で一元管理
・メールなどで受信する請求書をフォルダに転送するだけでアプリへ登録、PDF内の情報もレコードへ自動転記
・関連情報:[2023年2月リリース] 複合機FAXをにkintoneアプリで受信するソリューション
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000115373.html
◆「メール to kintone」活用例
・問い合わせフォーム経由で送付されたメール項目(顧客名、問い合わせ内容等)をkintoneアプリの各フィールドへ自動登録
・顧客とのやり取りを転送するだけでSFAやCRMアプリへ自動登録。アプリへの二重登録が不要に
・複数のECサイトからの受注通知メールをアプリへ登録。受注内容をコピー&ペーストする手作業を不要に
・取引企業からの請求書添付PDFを自動登録。請求書PDF内の文字列(会社名や請求額)もフィールドへ自動登録
・デバイスやシステムから送付されるアラートメールをkintoneアプリへ自動登録。
◆ 手軽に導入できる価格体系
kintoneの保有ライセンス数によらず年間120,000円で利用できることから、既存のデータ連携ツールと比較してより手軽に安価に導入可能です。
価格表:https://datasyncer.craftex.jp/
◆ クラフテクス株式会社
<kintoneを軸として中小企業の「売上直結型DX」を伴走支援>
所在地:東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階
代表:山中 駿平
ウェブサイト:https://craftex.co.jp
報道各社連絡先:info@craftex.co.jp