◆天井はやや低いが車内は余裕がある広さ
後ろに回って荷室をチェック。「奥行きが広いですね」というのが唯さんのファーストインプレッション。最低地上高が高く、全高が低いこと、さらにファストバック形状であることから、荷室高はやや低めの印象を受けます。ですが、実際に使うとそうでもないような。容積は536L、リアシートを倒せば1611Lの大容量です。荷室内に12Vのアウトレットが用意されているのも◎。使い勝手は良さそうです。この荷室を見ながら「セダンというより、ステーションワゴンかも」と思った筆者です。
後席は居住性が高くて広々。USBもキチンと用意されています。唯さんは後席が大変気に入られたようで、移動中は終始、後席に座られていました。天井高が低めなので、ヘッドルームが気になるところですが、身長185cmの胴長短足男性(=筆者)が乗った時、少し髪の毛を擦るかな、という程度でした。サイドシルは少し高めなのはイマドキのセダンなどではよく見かける傾向。お年寄りには辛いですが、安全面を考えると仕方ないのかもしれません。
このクルマの近未来感を高めるのがコクピットでしょう。プジョーと同じステランティスグループの「DS」みたいな印象を受ける、かなりエッジを立てて水平線を強調させたデザインです。そしてコクピット感がとても強く、実にスポーティー。

この連載の記事
-
第593回
自動車
【アメ車ってどうなの?】キャデラック「XT6」の3列シートSUVはさすがにデカかった -
第592回
自動車
「GR GT」はトヨタが送り出す究極のスポーツカー! V8×ハイブリッドが衝撃すぎる! -
第591回
自動車
【アメ車ってどうよ?】970万円の価値は本物? キャデラック「XT5」が予想外に最高だった理由 -
第590回
自動車
【アメ車ってどうよ?】キャデラック「XT4」は思いのほかスポーティーで楽しいクルマでした -
第589回
自動車
アイドルがレクサスLMの“アメイジング”後席体験! 家超えの超豪華空間に大興奮 -
第588回
自動車
都市型SUVの新定番! マツダ「CX-30」がもたらす新感覚ドライブ -
第587回
自動車
死角ナシの万能SUV! マイチェン版トヨタ「カローラ クロス」に乗ってわかった“しっとり快適”の正体 -
第586回
自動車
今しか選べない“熱き”ガソリンSUV!マセラティ「グレカーレ」の真髄を体感する -
第585回
自動車
カッコいいワゴンは健在! アウディの新型「A5 Avant」は流麗なデザインと広々ラゲッジでアウディらしさを継承する -
第584回
自動車
「VEZEL e:HEV RS」は後出しズルい! と言いたくなるほどイイクルマだった -
第583回
自動車
採点方式が激変の2025年「日本カー・オブ・ザ・イヤー」最終決戦! 10ベストカー試乗会レポ - この連載の一覧へ






























