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ひと晩で一気に変わった私たちの家族 「国、家族を大事にしなければいけない」という思い伝えたい

PR TIMES

多文化人材活躍支援センター(たぶさぽ)
日本初のウクライナ避難民理事が全国キャラバンへ 100万円目標にクラウドファンディングがスタート

日本初の非営利団体のウクライナ避難民理事であるポジダイェヴァ・アンナさんが全国を巡り、平和の尊さを伝えるキャラバンの開催費用を募る「ウクライナ避難民が全国をキャラバンしながら平和の尊さを伝えたい」が1日、スタートしました。一般社団法人多文化人材活躍支援センター(佐賀市、代表理事・山路健造)の理事であるアンナさんが各地で、ウクライナ料理教室とウクライナにまつわる話をセットにしたキャラバン。開催にかかる交通費や材料費など100万円を目標に、2024年1月末まで募集します。クラウドファンディングを盛り上げる関連イベントも開催しますので、ぜひよろしくお願いします。



■ひと晩で家族を変えた戦争

 ウクライナ侵攻が始まった2022年2月24日、首都キーウに住んでいたアンナさん。クラウドファンディングの特設サイトでも紹介していますが、アンナさんは当時を以下のように振り返っています。

”2022年2月24日、戦争が起こったとき、私は首都キーウにいました。美容サロンのビジネスを自分でしていました。でも、24日朝にいきなり大きな音がして、本当にびっくりしました。夢を見ているのかと思いました。

そして、この日から、私たち家族の人生は一気に変わりました。

美容サロンが入ったビルは、自宅から歩いて15分ほどの距離。そのビルに、26日にミサイルが飛び込みました。私たちはその時、店にはおらず、地下にある店には水道管が壊れて水があふれ、とても営業ができる状況ではありませんでした。そして、このままウクライナにいては、命の危険があると思いました。”

夫オレグさん(右)を佐賀空港で迎えるアンナさん(左から2人目)家族=2023年4月

■ゲストからホストへ
 官民連携で避難民の受け入れをしていた佐賀県のプログラムに応募したアンナさん家族は、本人と娘2人が昨年11月に、目に障害を持つ夫が今年4月に日本に入国しました。家族として、長期の定住を目指しており、「一緒に日本に暮らすウクライナ人のサポートもしたい」と、「ゲスト(避難民として支援を受ける側)」から、「ホスト(避難民をサポートする側)」へと視点を変えようとしています。

 ”そんなアンナさんが、理事として初めて企画したのが今回のキャラバンです。なぜ、アンナさんがこんなイベントを企画したのか。アンナさんはインタビューにこう答えています。

私たち家族は、日本人に助けられて、日本へ逃げて、命を守ることができました。日本人に、本当に感謝をしています。何か、日本人に恩返しをすることができないかと考えました。

私は、少し日本語を話すことができます。料理をつくることも好きです。美容師の資格を持っています。だから、日本人への恩返しの気持ちで、国、家族を大事にしなければいけないというメッセージを伝えたいと思いました。一緒に料理をしたり、ウクライナの美容を見せたりしながら、私が経験した戦争についてお伝えしたいです。”

 そのような思いで、全国を巡るためのクラウドファンディングを始めました。

【クラウドファンディング概要】
タイトル:「ウクライナ避難民が全国をキャラバンしながら平和の尊さを伝えたい」
目標金額:100万円
※目標金額を超えた場合は、キャラバンの開催地を多くすることができます。
寄付の使途:交通費、材料費など
募集期間:2023年12月1日午前10時~2024年1月29日午後11時00分
https://readyfor.jp/projects/133526

【アンナさんのキャラバン概要について】
・時期:2024年度中に開催
・対象:ウクライナ支援に関心のある方
・募集方法:当法人HPに掲載の上、多文化共生関係のメーリングリストやプレスリリースなどで告知
・開催方法について:パートナーとなる国際交流協会やNPO、学校などと、開催場所の予約や広報などで連携して開催
・募集人数:各会場10~20人程度(会場の広さや使用料、参加人数により参加費を設定することがあります)
・決定方法:専用の募集フォームから申し込み、開催希望理由などをもとにアンナさんと決定※地域のバランスなども考慮します
※現地の戦況やパンデミックの発生などで2024年度中に開催できない場合は、2025年度に延期して開催することもありますのでご了承ください。

■リターンでは「アンナさんのアシスタントをする権利」も

 寄付をいただいた方には、リターンも準備しております。例えば、全国を巡るときにアンナさんが着用するユニフォームに名前を印字(裏が10,000円、表が30,000円)できる権利や、エプロンにメッセージを入れられる権利などがあります。おすすめは、「アンナさんのアシスタントをできる権利」。キャラバンで訪問した先で、一緒に食材の買い出しや味付けなどを間近で学び、ウクライナ料理をつくる方法を学べます。そのほか、10万円のご寄付をいただいた方には、お住いの町や、学校・企業・団体・行政機関などでのキャラバンを開催します。ぜひ学校や団体単位で寄付を集めてもらえるとうれしいです!

関連イベントも開催

 12月1日のクラウドファンディング開始を記念し、様々なイベントを企画しております。オンラインで参加できるもの、実際にウクライナ料理教室を実施するものなど、いろいろと企画しております

◎公開記念オンラインセミナー

 公開翌日の12月2日午後3時からは、オンラインセミナーをFacebook Liveで配信します。アンナさんが全国キャラバン「全国アンナ!」に懸ける思いや、これからのウクライナ支援について語りたいと考えています。また、この日は山路の誕生日。誕生日プレゼント代わりに寄付をする「バースデードネーション」も受け付けております。
配信はこちら:https://fb.me/e/3Zm1h4ugK

◎チャリティウクライナクリスマス料理教室@東京都

 12月18日には、東京都江東区内で、「ウクライナのクリスマス料理をつくろう」と題したチャリティイベントを開催。実際にアンナさんと一緒にウクライナ料理を作ります。また、食べながら、ウクライナのクリスマスの風習や、アンナさんのウクライナでの生活など、お話を聞くイベントを企画しています。

■開催日程
2023年12月18日(月)午前11時~午後2時
■定員
先着15名(事前予約制)
■開催場所
東京都江東区内
※お申込みいただいた方には、メールで詳しい住所をご案内します。
■参加費
一人5000円(同行者がいる場合は、参加人数分のチケットを購入ください)
※未就学児無料 ■お申込み お申し込みは以下のPeatixページよりよろしくお願いします。
https://ukrainecharity1218.peatix.com/view

ぜひあなたの街に、アンナさんをお呼びください!

■一般社団多文化人材活躍支援センターとは
設立:2023年10月24日
活動内容:避難民支援事業・・・ウクライナ避難の支援、ほかの難民支援に関する研究     
     外国人材定住支援事業・・・外国人材の留学や就労などのサポート     
     総務事業・・・ファンドレイジング、ガバナンス・コンプライアンスの整備
所在地:〒840-0813 佐賀市唐人2-5-25
代表理事:山路健造
電話番号:080-8832-4576
URL:https://tabusapo.org/
メールアドレス:office@tabusapo.org