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JN-IPS49DWQHDR-C65W-HSをレビュー

12万円切りで最安級! 5120×1440ドットの49型超ウルトラワイド曲面ディスプレーがすんごい

文●宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 株式会社JAPANNEXT

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ゲームでも仕事でも超ウルトラワイドは有能

 JN-IPS49DWQHDR-C65W-HSで、筆者が普段からプレイしているMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」を遊んでみた。フルスクリーンでは無理だったが、仮想フルスクリーンにすることで見事5120×1440ドットで表示できた。

 すさまじい迫力で没入感はかなり高い。しかも、同ゲームはワイドディスプレーを用いることで視野角が広がるのだが、高難易度コンテンツにおけるギミックがより見やすくなった。ただし、チャット欄などのHUDは画面端に配置され、少々見づらかった。フルスクリーンで遊ぶ場合は、HUDの配置見直したほうがいいだろう。

 また、ビジネス用途でも横長野画面は使い勝手がいい。例えば、ExcelのセルはA~BRまで1画面で表示できるので、一覧したい時でも非常に頼りになる。

Excelをフルスクリーンで表示すると、A~BRまでのセルが1つの画面に収まった

 ちなみに、机の上に置いて正対した位置に座ってみると、横長なせいか曲面特有の違和感はほとんどなかった。右側にウェブサイトを表示させ、左側ではWordで執筆といった使い方が便利だった。仕事の生産性が向上することは、言うまでもないだろう。

ウェブサイトであれば3ページぶんを同時表示してもこれだけ余裕がある。複数のページを見比べる時に便利だろう

まとめ:「ながら作業」も捗る圧倒的に安価な49型超ウルトラワイド

 Dual WQHDディスプレー市場は、他社製品だと安いモデルでも13万円以上する。それと比べると、JN-IPS49DWQHDR-C65W-HSは直販価格で11万9800円、Amazonでは11万円切りと圧倒的にリーズナブルだ。それでいて、USB PDやKVMといったトレンド機能も備え、実際に触ってもこれといった弱点は見当たらなかった。

 32:9の「超ウルトラワイド」はまだまだ市場に製品が少ないため、さほど普及はしていないジャンルだ。しかし、16:9の液晶ディスプレーを2台並べて使うよりも、省スペースかつ省電力でスマートに運用できるので、本機のような価格破壊モデルがどんどん登場すれば、いずれ人気が出てくるだろう。

 PBP機能を使えば、「ながら作業」も捗るはず。例えば、プライベートのデスクトップPCでゲームをプレイしながら、仕事用のノートPCでOfficeファイルを編集したり、チャットツールを監視したり。16:9の画面をフルサイズで2枚並べられる利便性は計り知れない。仕事でもゲームでも重宝すること間違いなしだ。

JN-IPS49DWQHDR-C65W-HSの主なスペック
パネル 49型IPS(非光沢)
解像度
(アスペクト比)
5120×1440ドット(32:9)
表示色 10.7億色
輝度 350cd/m2
コントラスト比 1000:1
視野角 178度(水平)/178度(垂直)
リフレッシュレート 最大60Hz
応答速度 7ms(OD時GTG)
インターフェース DisplayPort 1.4、HDMI 2.0、USB Type-C、USB Type-A×2、USB Type-B、オーディオ出力ほか
スピーカー 2W×2
チルト -5度~+15度
高さ調節 150mm
スイーベル 左30度、右30度
ピボット -
サイズ/重量 約1212(W)×304(D)×475~575(H)mm/約11.5kg
その他 AMD FreeSync、HDR10、USB PD(最大65W)、KVM機能、VESAマウント(100×100mm)
直販価格 11万9800円
■Amazon.co.jpで購入
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