前へ 1 2 3 次へ

JN-GMM1IPS28BKをレビュー

PS5の実力も引き出せる28型4K/144Hz、KVMまで使える万能モデルが7万円はコスパ◎!

文●宮崎真一 編集●ジサトラユージ

提供: 株式会社JAPANNEXT

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 依然としてフルHD、つまり解像度が1920×1080ドットのディスプレーを使用しているゲーマーは多い。しかし、ビデオカードのアップデートに伴い、液晶ディスプレーを新調しようと考えている人も少なくない。そういった人にとっては、解像度が高く、なおかつ高リフレッシュレートに対応したモデルは有力な選択肢になるはずだ。

 そういった人にJAPANNEXTの「JN-GMM1IPS28BK」をオススメしたい。このモデルは、解像度4K(3840×2160ドット)に対応したゲーミング向け液晶ディスプレーで、リフレッシュレートは144Hzをサポートしている。では、JN-GMM1IPS28BKはどのような製品なのか詳しく見ていこう。

応答速度はGTGで最大1msを実現
sRGBが100%、DCI-P3が90%と色再現性が良好

JAPANNEXTの28型4K/144Hzディスプレー「JN-GMM1IPS28BK」。実売価格は6万9800円

 JN-GMM1IPS28BKは28型の液晶ディスプレーで、光沢のない、いわゆるノングレアタイプの液晶パネルを採用。駆動方式はIPSで、水平と垂直ともに178度という広い視野角を維持している。実際に多少ズレた位置から画面を見ても、輝度のバラつきや色ムラなどは確認できなかった。

 輝度は350cd/m2と比較的高めで、コントラストは1000:1を誇り、HDR 10に対応。動画やゲームなどのHDRコンテンツももちろん楽しむことが可能だ。前述の通り、解像度は4Kまで対応する。

 リフレッシュレートは144Hzをサポートし、応答速度はOverdrive時となるがGTGで1msを実現。FPSやTPSのプレイヤーが、1フレームでも多く描画し、有利に立ち回るといった最近のトレンドに即した仕様といえる。

 さらに、AMDのディスプレー同期技術である「FreeSync」をサポート。Radeonシリーズのビデオカードを使用していることが前提になるものの、スタッタリングやティアリングといったゲームプレイ中の画面の乱れを抑えてくれるのはありがたい。

 その他、OSDメニューにはピクチャーモードと呼ばれるプリセットを備えており、それぞれ色相や彩度などが自動で切り替わる仕組みだ。用途に合わせた設定が用意されている点は、プレイヤーにとって助けになるのではないだろうか。

NVIDIAコントロールパネルからリフレッシュレートを確認すると144Hzで動作しているのがわかる

OSDメニューの色設定のサブメニューにはピクチャーモードと呼ばれるプリセットを搭載

 また、色域はsRGBカバー率で100%、DCI-P3カバー率で90%と広く、静止画から動画まで幅広い用途で高い色再現性を実現する。色温度は、初期設定では暖色になっているようで、白色は若干黄色味がかった感じだ。

 このあたりは好みによって分かれるが、OSDメニューから「9300」「7500」「6500」「5800」「sRGB」「ユーザー設定」に変更可能で、初期設定は6500となっている。さらに、画面のチラつきを抑えるフリッカーフリーや、眼精疲労の原因とも言われるブルーライトの軽減機能を搭載。長時間の使用でも疲労を抑える配慮がなされている点はありがたい。

色設定のサブメニューには色温度の設定も用意。暖色や寒色といった傾向ではなく、色温度をいくつかの中から選択する

 消費電力は通常時が33W以下で、最大時でも66W以下に収まっている。省エネモードでは27W以下にまで低減されているが、付属のACアダプターは定格出力が24V5A、つまり120Wとかなり余裕を持たされている。また、3W×2のスピーカーを内蔵している点も触れておきたい。さすがに低音が物足りないなど音質が優れているとは言えないが、音が出れば十分と考えている人にとっては不足はないだろう。

前へ 1 2 3 次へ

この記事の編集者は以下の記事もオススメしています

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2021年
08月
09月
10月
2020年
06月
07月