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米国株が1000円から買える投資コミュニティ「woodstock.club」

 続いては、1000円から米国株式を購入できるオンライン投資コミュニティを運営する「Woodstock」から、CEOのBRIAN YUN氏が登壇した。

 日本の家庭における金融資産の多くが現金であり、株式投資に回っているのは少数に過ぎないことに注目し、少額での投資をきっかけとしたオンラインでのコミュニティの場を提供するものとして「woodstock.club」というSNSを運営しているという。

 日本において、アメリカ企業の製品を使用して、サービスを利用することは当たり前のように行われているので、日常で馴染みのある企業の株を買って、そのことをSNSで共有して会話することで投資を学ぶことができるという。

 日本人はSNSでアクティブに発信し共有するので、こういったアプリは受け入れられやすいだろうと思いサービスを立ち上げたといい、これまでのところ急速に成長していると現状を紹介。取引や滞在時間、エンゲージメントなどあらゆる指標が前月比を更新し続けているとしている。

 予定していたファーストステップは達成しつつあり、次のステージに進むべく準備している段階だという。これにより、取引手数料のみだった収益源を多様化し、収益拡大が見込まれると示された。

 質疑応答では、ソーシャルネットワークの問題点として、インフルエンサーの意見に盲信的に従ってしまうことがあると指摘がなされ、そういった問題への取り組みや解決策について回答が求められた。これに対してBRIAN YUN氏は、取引と会話が同じプラットフォーム上で行えることそのものがむしろ健全な状態になると回答。不正や悪質な行為があれば監視していて取引を停止することも可能としている。

 投資リテラシーの低い人が参加した場合、悪意はなくても問題になってくる可能性はあるのではないかという質問には、コミュニティの育成やコンテンツの提供などを通じて、正しい投資のあり方のほか、リスクやバランスについて伝えていると説明がなされた。

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