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国土交通省、3D都市モデルの開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2023」審査員メッセージを発表

提供: PLATEAU/国土交通省

 国土交通省は10月25日、3D都市モデルの開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2023」の募集対象となる、エンジニアやクリエイター、プランナーなどに向けた、審査委員のメッセージを発表した。

 PLATEAU AWARDはオープンデータである3D都市モデルのまだ見ぬ可能性を引き出すことを目的とした、サービス・アプリ・コンテンツ作品のコンテスト。

 さまざまな領域のエンジニアやクリエイター、プランナーが自らの技術と3D都市モデルのデータを組み合わせ、新たな価値を生み出すサービス、アプリケーション、コンテンツなどの作品を募集する。

審査委員メッセージ
パノラマティクス 主宰 齋藤 精一氏

 2020年に生まれた3D都市モデルは防災や街づくりといった実用的な方面だけでなく、アート表現やエンターテインメントの創作でももっと活用できると思います。審査を通じて、私達の想像を超えた刺激的な作品に出会えることを楽しみにしています。2月の最終審査会でお会いしましょう。

開発者/AR三兄弟 長男 川田 十夢氏

 いつの時代もアイデアは出尽くしているし余白だらけだし足りないし供給過多です。あらゆる価値は移ろいやすい。とはいえ誰にも頼まれてないのに勝手に作る人から順に世界を変えてゆくのだと思います。まずはストライクゾーン広めのこのコンペから腕試ししてみてはいかがでしょうか?

IT エンジニア兼漫画家 千代田 まどか氏

 素敵なクリエイターの皆様が 3D 都市モデルを使って創り出す、日本国土を舞台にした作品!リアルの物理世界とバーチャル世界の両方を操れる皆様ならではの作品、楽しみにしています!

Code for YOKOKOHAMA 共同代表 小林 巌生氏

 3D都市モデルでは3Dの形状データに注目があつまりがちですが、ぜひ、メタデータにも着目してもらいたいと思います。PLATEAUに自由な発想でいろいろなデータを掛け合わせることで、プラットフォームとしてのPLATEAUが進化していく、そんな提案を期待しています。

Takram Japan 株式会社 デザインエンジニア/ディレクター 松田 聖大氏

 PLATEAUが3D都市モデルを標準形式で一般提供することで、緻密な都市表現は図から地へ反転し、背景へ下がりました。精細な空間を伴奏にした、人と情報との接し方についてのアイデア、表現、技術、インタラクションの方法論を、私たちはまだ充分に知りません。すごいチャンスですね。楽しみにしています。

国土交通省 総合政策局/都市局 IT戦略企画調整官 内山 裕弥氏

 都市デジタルツイン実装プロジェクトである「PLATEAU(プラトー)」の取組は4年目を迎え、いよいよ「実装」のフェーズに入ってきました。実際、まちづくりや防災、ゲーム、アート、コンテンツなど様々な領域でプラトーの3D都市モデルを活用したサービスが生まれています。今回のAWARDでも、皆様の自由な発想や技術がプラトーにさらなるイノベーションをもたらし、社会実装を後押しする強力なインパクトとなることを期待しています。

募集要項
2023年
11月30日:応募締切
12月16日~17日:一次審査(オンライン)
2024年
1月:一次審査結果の公開
2月24日:最終審査会・表彰式

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