「失敗を恐れず」宇宙へ挑む。技術を持った企業が日本の宇宙事業に関わる可能性
「SPACETIDE 2023」パネルディスカッション 今後10年間の日本の国家宇宙戦略レポート
宇宙ビジネスカンファレンス「SPACETIDE 2023」が、2023年7月4日から7月6日に開催された(主催:一般社団法人SPACETIDE)。7月4日には、パネルディスカッション「今後10年間の日本の国家宇宙戦略レポート」を実施。「今後10年間の日本の国家宇宙戦略」と題し、内閣府、JAXAのメンバーとともに長年宇宙ビジネスに関わってきたメンバーがそろい、2023年6月に内閣府が発表した「宇宙基本計画」のポイントや、宇宙ビジネスを考えている企業などが注目すべきポイントなどを読み解いた。
6月に発表された「宇宙基本計画」は、これまでに発表された基本計画とは異なるトピックが盛り込まれている。失敗しないことが従来求められた政府関連の計画に、「失敗を恐れず」という文言が盛り込まれた。新たな技術などに挑戦する姿勢が強調され、民間企業、それも宇宙専門ではない民間企業との連携も重要だとされている。宇宙ビジネスを進めるスタートアップ企業にとっても、宇宙以外のビジネスを進めているスタートアップにとってもJAXAなどとの連携や協業の可能性を感じさせる内容となっている。
一般社団法人SPACEETIDEが実施した宇宙ビジネスカンファレンス「SPACEETIDE2023」では、「今後10年間の日本の国家宇宙戦略」と題し、内閣府、JAXAのメンバーとともに長年宇宙ビジネスに関わってきたメンバーがそろい、今回の宇宙基本計画のポイント、宇宙ビジネスを考えている企業などが注目すべきポイントなどを読み解いた。
今回の宇宙基本計画は、宇宙ビジネスだけでなく、さまざまな技術を持った企業が新たなビジネスを拡げる機会であることをアピールした内容であることが明らかになった。