生成AIを活用した新プロダクト『HEROZ ASK』エンタープライズ向けに期間限定でクローズドβの無料提供を開始
HEROZ株式会社
今後はバーティカルSaaSシリーズとして拡大予定
HEROZ株式会社(以下、HEROZ)は、生成AIを活用した新プロダクト『HEROZ ASK』シリーズを本日リリースいたしました。これは既存の『HEROZ Knowledge System built with ChatGPT』というブランドで提供していたサービスを大幅に刷新したもので、”Always Seek Knowledge”を意味する、あらゆる質問に答えるAI駆動のチャットボットサービスです。『HEROZ ASK』シリーズの第一弾として、まずはエンタープライズ向けとなる『HEROZ ASK for Enterprise』からサービスの提供を開始いたします。
今回のリリースはクローズドβとなり期間限定で無償提供を行い、一定の条件を満たすお客様に限り12月末までの提供を予定しております。
開発の背景
これまでのChatGPTは、ビジネスシーンにおいて多くの課題を抱え、特にハルシネーション(注1)などの克服が求められておりました。また、企業が保有する秘匿性の高い情報やノウハウを踏まえた対応が難しいため、専門的なディスカッションの場では十分に活用されていないのが現状です。近年、これらの課題に対応するためのChatGPTカスタマイズサービスが市場を形成しつつありますが、セキュリティと性能、カスタマイズ性、価格の全てを満たすキラーアプリケーションと称されるサービスの実現は今のところ見られておりません。
『HEROZ ASK for Enterprise』の特徴
1. ユーザーごとに権限管理設定ができるため、アクセスできるドキュメントデータやチャットボットを柔軟に管理できます。
2. システムの利用状況をモニタリングし、トークンの利用量や請求金額などを確認できます。
3. プロンプトのチェインを視覚的に組み立てることができ、LLM(注2)の応答を柔軟に制御することをサポートします。
4. コンテンツフィルタにより、不適切な利用を制限することが可能です。また、すべてのサービスは『Azure OpenAI Service』を使用しているため、セキュリティ面も安心してご利用いただけます。
5. その他、LLMの性能を向上させるためのコンサルティング等の支援と合わせたワンストップソリューションを提供いたします。
※クローズドβ時点での主な特徴であり、今後変更となる可能性があります。また、コンサルティングサービスは別料金となります。
開発ロードマップ
第7回 AI・人工知能 EXPO【春】で披露した建設業界向けのプロトタイプを『HEROZ ASK』シリーズとして大幅に刷新し、今後リリースを予定しています。
また、将棋ウォーズのカスタマーサクセス業務において、業務の標準化と高度化を両立できることを実証いたしました。こちらのプロトタイプも『HEROZ ASK』シリーズとして刷新し、カスタマーサクセス向けのソリューションとして今後の展開を予定しています。
※ロードマップは2023年9月時点のものであり、今後の開発要望や市場環境に応じて内容や時期は予告なく変更が生じる可能性があります。
『HEROZ ASK』について
いつでも何でも悩んだときに聞くこと(ASK)ができる、あらゆる質問に答えるAI駆動のSaaSプロダクトです。”Always Seek Knowledge”という意味が込められており、蓄積された知見をいつでも探すことができます。これまで十分に活用されてこなかった暗黙知を有効に利用し、企業および産業のAIトランスフォーメーションを促進します。
【注釈】
注1: ハルシネーション = 事実とは異なる内容や、文脈と無関係な内容等、もっともらしい嘘が生成されること
注2: LLM = Large Language Model(大規模言語モデル)
※社名であるHEROZ及びHEROZのロゴマークは、当社の登録商標です。
※その他すべての商標は、各々の所有者の商標または登録商標です。
【HEROZ株式会社について】
HEROZは、今後も独自AIを軸にディープラーニング(深層学習)等の機械学習の研究開発やビジネスに実戦的な応用を続け、AI革命を起こし、未来を創っていきます。
https://heroz.co.jp/