株式会社10ANTZ、AIを活用した独自の「AIマンガ着彩機能」を開発。大日本印刷株式会社が採用。
株式会社10ANTZ
マンガの線画に色を施す着彩に AI を活用。
アーティストゲームアプリの企画・運営、エンターテインメントの株式会社10ANTZ(本社:東京都、代表取締役社長:高澤真 以下、当社)は、2023年9月28日、漫画の着彩作業を効率化するための、AIによる独自のAIマンガ着彩機能を開発いたしました。 また、印刷業界大手の大日本印刷株式会社の独自プラットフォーム「MOES(R)」に、本技術の導入が決定したことも併せて発表いたします。 本AIマンガ着彩機能は、当社が独自に開発したAI技術を用いて、漫画の線画に対して適切な色を自動的に選択し、着彩することができる革新的なソリューションです。これにより、従来の手作業による着彩作業から大幅な労力削減が期待され、漫画家や出版社の業務効率化に大きく貢献します。
当社独自のAIマンガ着彩機能の主な特徴は以下の通りです。
1. 高精度な色選択:独自のAIアルゴリズムにより、線画に対して適切な色を自動選択し、美麗な仕上がりを実現します。
2. タイムセービング:従来の手作業に比べて大幅な時間短縮が可能であり、クリエイターの負担軽減につながります。
3. 縦読み漫画化機能:横読みの漫画を縦読み形式(ウェブトゥーン形式)に自動変換する機能も搭載し、昨今のニーズに合わせた最適な表示形式を提供します。
4. 高精細度化機能:線画や着彩の解像度を自動的に向上させ、高品質な出力を実現します。
5. カスタマイズ可能:様々な画風やテイストに対応可能な変換モデルを搭載し、多様な漫画作品に適用できます。
本技術は、今後さらに高度化させ、マンガだけでなくイラストやアニメーション業界にも展開していく予定です。当社は、クリエイティブ業界の効率化と進化を支える技術開発を通じて、新たな価値創造を目指してまいります。
<AI着彩結果例>
■株式会社10ANTZ<テンアンツ>について:
2013年7月に設立。2016年にスマホアプリゲーム「乃木恋」の企画・運営を開始し、今までにないアーティストアプリがファンからも支持を受けて運営6年目に1,000万ダウンロードを突破する大ヒットアプリに成長。
世界観・恋愛ストーリーを作り込み、コンテンツ展開はアプリ内に留まらずライブ連動企画や、映像化、書籍化、映画タイアップにコンビニ展開など各種メディアミックスを実現しています。
2018年には「乃木恋」繁体字版を香港・台湾・マカオにて提供を開始。同年12月に「TWICE - GO! GO! Fightin’-」、2019年3月には人気テレビドラマをアプリゲーム化した「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE」*をスタート。2019年7月には「IZ*ONE remember Z」、2020年11月に「ひなこい」、2022年7月に「&JO1」と人気アーティストを起用したゲームアプリを次々にリリース。
2021年にはアーティストと1対1で会話ができるオンライントークアプリ「SHAKE」等も開発・提供する、“エンタメDX(エンターテインメント×デジタルトランスフォーメーション)”企業として活動の幅を広げております。
*「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE」はグリー株式会社との共同提供。