パーツを冷やす&見せるGUNGNIRシリーズの新作
ハイエンドパーツでPC自作したい人におすすめの最新ケース「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」
ファンのサポートについては、フロントが12cm角ファン3基または14cm角ファン3基、トップが12cm角ファン3基または14cm角ファン2基、リアが12cm角ファン1基または14cm角ファン1基に対応している。必要であれば追加や換装が可能だ。もちろん標準のフロントファン3基をユーザーがトップファン3基へ組み換えられる。ラジエータのサポートについても、フロントおよびトップが12/14/24/28/36cm、リアが12/14cm。たとえば36cmクラスの簡易水冷CPUクーラーを組み合わせると計7基の12cm角ファンを搭載することになり、AIRFLOWの名に恥じないエアフローを実現できる。
フロントパネルは4つのダボで固定されており、取り外しは簡単。ここに配線はないのでケーブルを気にする必要もない。また、フロントファンの取付部分のフレームもスクリュー1つで取り外し可能な設計。ラジエータの装着時などはこれが便利だ。
ビデオカードの縦置きに対応。ビデオカードのための冷却できるファンも最大5基
ここで付属品をご覧いただきたい。
少しユニークなところで拡張カードブラケット部分の交換パネルが付属するが、これはビデオカードの縦置きに対応するためのもの。MPG GUNGNIR 300R AIRFLOWはケースのこの部分がスクリュー2つと4箇所のスナップで着脱、交換できる。実は標準のパネルも横置き、縦置き両対応となっているが、この交換用パネルは拡張カードブラケットが4つと少ないが、その横のスペースに6cm角ファンを2基装着できる。ちなみに、MPG GUNGNIR 300R AIRFLOWは高さのあるビデオカードを縦置きした際でも、ガラスパネルとの間に十分なスペースを作る設計とのこと。
もう1つ変わった形のブラケットが付属するが、これは8cm角または12cm角ファンを1基装着できる。これを配置するのはマザーボード搭載スペースの右にある配線カバー部分。フロントファンからのエアフローを(トップ/リア方向に逃さず)ビデオカードに吹き付ける役割を担う。とくにビデオカードを縦置きした際は、ビデオカードのファンが側面ガラスパネルを向く格好になるので、この追加ファンを用いてエアフローを導いてやると効果的だろう。
もう1箇所、ビデオカード用にファンを追加できるスペースがある。それは電源カバーの上だ。ここは12cm角ファン2基が最大。先のとおり右側板下部にパンチングホールがあったが、ここから吸気しビデオカードに供給することができる。
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