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オムニサイエンスと日本IBM、IBM iで稼働する光世証券のサービスをクラウド化

PR TIMES

日本IBM
オムニサイエンスのIBM Cloud支援サービスを活用し、IBM Power Systems Virtual Serverに移行


株式会社オムニサイエンス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:藤井 星多、以下 オムニサイエンス)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口 明夫、以下 日本IBM)は、光世証券株式会社(本社:大阪府大阪市、取締役社長:巽 大介、以下 光世証券)と協業し、光世証券が証券事業者向けに提供している証券業務基幹システム「KICS」をクラウド化したことを発表しました。

日本IBMとオムニサイエンスは、オンプレミスのIBM iで稼働していたKICSをIBM Cloud(R)で提供するIBM(R) Power Systems(TM) Virtual Serverに移行することで、光世証券が長年にわたって蓄積してきたデータやアプリケーション資産、業務プロセス、周辺システムとの接続性を維持ながらクラウド化を実現しました。光世証券は、本日より、クラウド化した証券業務基幹システムの新サービス「KICSクラウド」の提供を開始します。

光世証券は大阪証券取引所の全てのデリバティブ商品をネットと対面で取り扱う唯一の証券会社です。その事業を支えるIT基盤は、対面やインターネットでの対応、フロント業務からミドル、バックエンドまでの証券業務や人事、会計など事業に必要な機能を網羅的に備え、光世証券ではこのシステムを複数の証券会社に提供してきました。

今回のクラウド化により光世証券は、制度変更や新商品へのより柔軟な対応やAPI接続による他システムとの迅速な連携など、高い拡張性や柔軟性に加え、初期投資を抑え、トータルコストを最適化できるサービスの提供が可能になりました。

新サービスのインフラとして採用されたIBM Power Systems Virtual Server は 、IBM データ・センター内にあり、別個のネットワークと直接接続型のストレージを使用することで、IBM Cloud サーバーから切り離されています。そのため、柔軟性や拡張性といったクラウドのメリットに加え、IBM Powerの高いセキュリティー、信頼性、パフォーマンスを維持できることで、多くのお客様のDXを推進してきています。

オムニサイエンスは、IBM Cloud移行支援サービス ”PVS One” により、移行アセスメント、構築、運用保守、請求代行まで総合的に今回の移行を支援しました。IBM iワークロード、x86環境のワークロード、IBM WebSphere Application Server、IBM MQなどの移行支援に加え、COBOLやRPGプログラムのAPI連携のノウハウを活かし、クラウド環境に適合したシステム構築を行いました。

日本IBMとオムニサイエンスは、今後も、それぞれが持つ強みを生かし、お客様システムの高度化を通じ、お客様とともに経営変革を推進していきます。

IBM、IBM Cloud、Power、Power Systems、WebSphereは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。