ポストCookie時代に対応したデータマネジメントツール「DATA CONTROL」にカスタマーマッチ機能を搭載

　ソウルドアウトは9月14日、自社開発サービスであるプライバシー保護を重視、ポストCookie時代に対応したデータマネジメントツール「DATA CONTROL（データコントロール）」に「カスタマーマッチ機能」を搭載した。

　プライバシー保護を目的としたCookie規制が推進される中、デジタルマーケティングの領域においても影響が発生している。デジタル広告では、データ欠損による計測不備、自動最適化配信やターゲティング配信での精度低下などが挙げられるという。

　今回の追加機能は、企業が保有する顧客データと広告メディアを連携することで、ターゲティング配信の精度を引き上げることを目的とした機能となる。

　通常のターゲティング機能では、ウェブ上での行動履歴をもとに配信リストを生成し、配信される。一方、本機能を活用した配信では、顧客情報を利用することで、顧客のオフラインデータや購買データなどを元にした配信リストへ広告配信をすることが可能となる。

　今後、各メディアが広告効果悪化を防ぐためにサーバー経由でのデータ送信機能をリリースすることが予想される。同社では、各メディアが拡張コンバージョン機能をリリースするたび、順次「DATA CONTROL」での実装・アップデートをする予定。

　様々なメディアのサーバーサイド経由のデータ送信を可能とする「DATA CONTROL」を導入することにより、「DATA CONTROL Tag」を顧客ページに埋め込むことで各メディアと自動連携が可能としている。

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