◆V2Hにも対応するので家庭用電源としても使える
MX-30およびMX-30EVのインテリアは白系とブラウン系でしたが、MX-30 Rotary-EVでは新たにブラックにグレーのアクセントを加えた「Naturak Monotone」を追加。これは遠くまでスポーティーに走れる、というメッセージが込めているとのこと。
またセンターディスプレイにはPHEV専用としてロータリーエンジンの動作状態が表示されるほか、センターコンソールには150WのACコンセントを設置。ノートPCなどの充電に重宝することでしょう。
荷室は基本的にMX-30、MX-30EVと同様。ですが、こちらにも1500WのACコンセントも用意。ハンディ蓄電池やキャンプでの電熱調理器具の利用などに好適です。また V2H(Vehicle to Home)にも対応しているため、対応の充放電機器を使えば、車両が搭載する17.8kWhのバッテリーを電源として利用可能。50リットルのガソリンを使って充電すれば、一般家庭で最大9.1日分の電力を賄うことができます。なお、ガソリンエンジンを始動させている状態での放電はできないようです。
従来モデルとのエクステリアの違いは、ロータリーエンジンのローターを模したボディーサイドのエンブレムと、バックドア付近に設けたRotary-EVのバッジ。そして専用のホイールとシャークフィンのみ。「もっとロータリーをアピールしてもよいのでは?」と思ったのですが、きちんと用意されていました。ロータリー全面推しの特別仕様車が!