ツバメインダストリ、4億円の搭乗操作型ロボット「アーカックス」公開
「アーカックス」がほかの搭乗操作型ロボットと大きく違う点は、「販売を目的」としていること。重機をベースとした国内外の安全規格と同等レベルに準拠して開発。販売後のメンテナンスに備え、一定数のリペアパーツや各国にメンテナンス拠点も設置する予定とのこと。
実際、現在国内向けのみだが、5台限定で約4億円での予約注文を受け付けている。超富裕層に向けた販売を目指しているが、個人所有のほか、複数台のアーカックスを使い、ARを使ったエフェクト表示と組み合わせた「対戦型リアルeスポーツ」といったアトラクション的な利用も視野に入れているのとのこと。
現状では公道は走れないこともあり免許などは不要だが、同社によると「座ってすぐに動かせるものではない」とのこと。そのため、操縦方法の講習なども含めた販売となる。また外装などのデザインカスタマイズにも対応し、現在はアニメ「マクロス」や「アクエリオン」シリーズ、ゲーム「アーマード・コア」のデザインを手がけた「河森正治監督デザインモデル」の製品化プロジェクト(11月頃詳細発表予定)もスタートしている。
残念ながら実際に購入した人にだけに体験して欲しいとのことで、一般的向けの試乗会などは予定しいないとのこと。ただし実機に関しては、10月26日から11月5日にかけて行なわれる「ジャパンモビリティショー2023」に出展予定。稼働デモもあるとのことなので、気になる人は現地でチェックしてみよう。































