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“本当の音”って何? それはDenonのイヤホン「PerL」が教えてくれた

2023年09月19日 11時00分更新

文● 貝塚/ASCII

提供: Denon

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ケース形状は、PerL、PerL Proとも共通している。サイズはおよそ幅72.4×奥行き30.2×高さ35 mmで共通。重量はPerLのケースがおよそ47g、イヤホンがおよそ7.4gで、PerL Proのケースがおよそ52.1g、イヤホンがおよそ8g

編集者が本当の音に初めて出会う瞬間

 ASCII編集部でPC記事、ゲーム記事などをメインに担当する八尋に「PerL」と「PerL Pro」を試聴してもらうことにする。

 デジタル機器のプロフェッショナルである私たちは、基本的にはイヤホンやヘッドホンに興味があり、複数台所有していることも珍しくない。また、それぞれにそれぞれのこだわりを持っている。八尋もまた、異なる大手メーカー製のBluetoothイヤホンを2台所有しており、日頃から音楽を楽しんでいる。

 気に入ったイヤホンで音楽を楽しむという習慣を持つ人物が「本当の音」を出力するイヤホンに出会ったとき、どのような感想を持つのか。もしも、いまこれを読んでいる読者が、PerLシリーズを購入した場合、どのような感動があるのか。想像しながら読んでもらえれば幸いである。

ケースから取り出したところ。非常によく似たデザインだが、PerL Proはセラミックの縁取りがアクセントに。セラミックなので、縁取りが金属アレルギーも問題にならない

ーいまイヤホンってなに使ってるんだっけ?

八尋「A社のノイズキャンセリング付きのBluetoothイヤホンと、B社のBluetoothイヤホン。気分で使い分けていて、2万円台後半と、2万円前後くらい」

ーけっこうこだわってるよね。

八尋「まあ、音楽はよく聴くし。A社の方は最近、片方だけ紛失して、買い替えたばかり」

ーBluetoothイヤホンあるある。ちょっと今日はこれを試してみてほしい。

八尋「丸くて少し大きい感じだね。2モデル、形はそっくりだけど?」

ーセラミックの縁取りがあるのがPerL Proで、もう片方がPerL。主にノイズキャンセリング方式と、ドライバーの仕様、Bluetooth規格、再生周波数範囲などが、PerL Proの方がより上位の仕様になっている。まずは、このアプリで聴力測定をしてみて。

裏面には、充電用の接点と、センサーを内蔵。イヤーピースは、XS、X、M、Lの4サイズを同梱する

八尋「聴力測定!? なんで?」

ー詳しくは後で説明します。聴力測定の操作もこちらでするので、その後、聞き馴染みのある曲を聞いてみてほしい。

八尋「なんか、聴力検査のような音が聞こえる……」

ー測定完了! これで八尋くんのプロファイルが完成した。

PerL Proは装着状態でも縁取りがいいアクセントになっている

PerLは、よりシックな印象

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