アーケード版と家庭用版をリミックスしたゴージャス版!
あの美少女たちがありのままの姿で復活!『アイドル麻雀ファイナルロマンス2・R・4 Special』をレビュー【前編】
ここ数年、どうやら脱衣麻雀ゲームにリバイバルの波が来ている。かつての名作脱衣麻雀ゲームシリーズのリマスターや現行機移植版が続々とリリースされているのだ。
筆者も今まで『アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート』や『スーパーリアル麻雀LOVE2~7』といった、往年の名作のNintendo Switch移植版をレビューしてきた。
そして今回、前後編に分けて紹介するのは、2023年8月25日にDMM GAMESより発売されたPC(Windows)用ソフト『アイドル麻雀ファイナルロマンス2・R・4 Special』だ!
本作は、「アイドル雀士スーチーパイ」シリーズや「スーパーリアル麻雀」シリーズとともに、かつてのゲームセンターの片隅を賑わせてきた脱衣麻雀ゲームシリーズの一翼「対戦アイドル麻雀ファイナルロマンス」シリーズの3作をセットにしたソフト。
前編となる本記事では、ゲームの内容と、収録された各タイトルについて紹介していこう。
『アイドル麻雀ファイナルロマンス2・R・4 Special』では
人気脱衣麻雀ゲーム3タイトルが1つのパッケージに!
「ファイナルロマンス」シリーズは、脱衣麻雀というジャンルがゲームセンターで人気を集めていた90年代に、ビデオシステムが開発・発売した脱衣麻雀シリーズ。
今回移植された『2』『R』『4』は、実写調のグラフィックだった1作目から方向転換してアニメ絵で描かれた美女・美少女たちによるセクシーな脱衣ビジュアルでゲーセン紳士たちのハートをワシ掴みした人気作だ。
そんな3作に新規要素を搭載しつつワンパッケージにしたのが、この『アイドル麻雀ファイナルロマンス2・R・4 Special』というわけである。以下では、本作の注目ポイントをお届けしよう。
描き下ろし&リマスター含む、ありのままのご褒美ビシュアルシーンを収録!
個性豊かな女の子たちとの麻雀勝負に見事勝利し、セクシーなご褒美ビジュアルを堪能する脱衣麻雀のたしなみ方は、本作『アイドル麻雀ファイナルロマンス2・R・4 Special』も同じ。
ただ、ここでひとつ朗報をお伝えしたい。DMM GAMESからPC(Windows)向けとしてリリースされる本作では、ご褒美ビジュアルもかつてのアーケード版そのまま、すべてがありのままなのである。
そう! あの頃のゲームセンターで100円玉と時間とをつぎ込んだ者だけに許されたご褒美ビジュアルの数々が、家庭用移植版でよく出現する謎の白い光などにも邪魔されず、あの頃そのままに楽しめるのだ!
イカサマアイテムを駆使せよ! 禁断のモードも搭載!
脱衣麻雀において、勝つために手段を選ぶ必要はない。イカサマアイテムを合法的に手に入れて、対局を有利に進めよう。
牌交換や相手牌の透視、役満ツミコミに海底ルーレットなどなど、あらゆるイカサマアイテムの中から何を使うかはプレイヤー次第。
本作ではさらに、そんなイカサマアイテムが最初から使いたい放題になる機能が追加! 麻雀初心者でもツミコミからの配牌交換、リーチ一発ツモアガリと流れるように華麗な無双プレイを楽しめる。
原作スタッフ「すぎやま現象」「あかつきごもく」両先生が大協力!
すでに復刻版がリリースされていた『R』では、すぎやま現象先生による描き下ろしの脱衣ビジュアルが追加。
そして今回新たに復刻となる『4』では、キャラクターデザインのあかつきごもく先生が多数のビジュアルを加筆修整し、高解像度化(リマスター化)を実現した。さらに完全新規描き下ろしの脱衣ビジュアルなども多数追加されている。
なお、『R』『4』では規定の回数をクリアすることで、描き下ろしのイラストや設定資料などを閲覧できる。全イラストの開放を目指したいところ。こちらは、ぜひあなたの手で確認してほしい。
各種機能追加で遊びやすく!
PC版ならではのマウス操作対応はもちろん、各種オプションや難易度設定などによりプレイアビリティが大きくアップ。麻雀部分の操作感や難易度を改善し、プレイしやすいものになっている。
動作環境はこちら!
どんなゲームでもプレイ環境が整っていなければ遊ぶことができない。気になる動作環境をチェックしてみよう。
動作環境 | |||
---|---|---|---|
対応OS | Windows:10/11 | ||
CPU | Intel Core i5(第8世代)以上 | ||
メモリ | 8GB以上 | ||
ディスク容量 | 4GB以上 | ||
そのほか | DirectX11以上に対応したビデオカード、またはオンボードグラフィック |
ということで、本作のインストールにはさほどマシンパワーを必要としない。普段の仕事などに支障なく使えているならば、ノートPCでも十分快適にプレイすることができるだろう。
ASCII.jpの最新情報を購読しよう