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iPhone & Mac 知ってると便利な活用ノウハウ 第11回

iPhoneからMacやiPadに画像を送って作業を引き継ぐ方法

2023年08月15日 09時00分更新

文● 村上タクタ 編集●飯島恵里子/ASCII

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iCloudでの同期が一番便利だが……

 多くの人にとって、一番身近なカメラはiPhoneだろう。

 iPhoneでほとんどの作業を完結することもできるが、細かく写真を補正したり、SNSやブログに投稿するには、写真をiPadやMacに転送したい場合もある。

 今回は、iPhoneで撮った写真をiPadやMacに転送する方法をご説明しよう。

一番のお勧めは「iCloud写真」

 もっとも簡単なのは「iCloud写真」をオンにすることだろう。

 iCloud写真を利用すると、iPhoneの写真は、同じApple IDで利用するすべてのiPad、Macの写真アプリで同期される。

 ひとつのデバイスの写真アプリで、写真を加工すると、他のデバイスに共有している写真にもその結果が反映されるし、必要に応じて元に戻すこともできるので、非常に便利だ。

 ただし、無料で使えるiCloudストレージは5GBまで。iPhoneで撮影した写真の平均的な容量を3MBとすると、およそ1600枚ほどでストレージがいっぱいになってしまう。

 5GBを超えると、50GBまでは130円/月、200GBまでは400円/月、2TBまでは1300円/月の料金がかかる。筆者にとって家族の写真は非常に大切なものなので、有効なバックアップ手段でもある2TBのiCloud+を契約し、家族で共有している。筆者としてはぜひお勧めしたい方法だが、サブスク課金を好まない人もいるだろう。

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