「乾燥剤」で効率よく冷やす、エアコン省エネで新技術
空気中から水分を吸収する乾燥剤が、建物をより効率的に冷やすのに役立つ可能性がある。既存のエアコン・システムへ付加したり、新しい設計に取り組んだりするスタートアップが登場している。
チャットGPTは左派的、大規模言語モデルに政治的バイアス
最新の研究により、大規模言語モデルには政治的なバイアスが多く含まれていることがわかった。質問に対して得られる回答の内容が、モデルによって右派的になったり左派的になったりするのだ。
猛暑で需要急増のエアコン、さらなる省エネ化がカギに
地球上の多くの地域が前例のない猛暑に見舞われており、身を守るにはエアコンが欠かせないものになっている。今後全世界で、エアコンを設置する世帯は急増していくが、電力供給量は追い付くのだろうか。
グーグル、ファーウェイのAIで気象予報はどう変わるか?
グーグル・ディープマインドやファーウェイなど、AI研究で先頭を走っている企業が、気象予測AIモデルを相次ぎ発表した。既存の天気予報に迫る予測精度を記録しているというこれらのAIの利用には大きな利点がある。
電子決済大国で足踏みする 「デジタル人民元」 米ドル対抗で新機軸
いち早くデジタル通貨(CBDC)の実験を始めた中国が、デジタル人民元(e-CNY)の普及に苦戦している。公務員の給与支払い、学生証との統合などさまざまなアイデアが試されたが、ここに来て目標を国外へと変更した可能性がある。
クリーンエネ投資、化石燃料を上回る=IEA報告書から見えてくること
国際エネルギー機関(IEA)が発表した年次投資報告書で、クリーン・エネルギーへの投資額が化石燃料への投資額を上回った。間違いなく良いニュースだが、気候変動目標を達成するには、まだ投資額が足りないのが現実だ。
主要メディアの担当記者に聞く、AIについて語る7つのポイント
今や、世間の誰もが人工知能(AI)について語りたがっている。しかし、話が噛み合わないことも少なくない。そこで、AIのニュースを日々追いかけている記者に、自信を持ってAIについて語る秘訣を明かしてもらった。
浅川智恵子・AIスーツケース発案者が挑む「社会実装の壁」
IBMフェローとして実社会でのアクセシビリティ研究、視覚障害者のためのナビゲーションロボット「AIスーツケース」の開発・社会実装を進めながら、2021年には日本科学未来館館長に就任した浅川智恵子氏に、イノベーションで大事な考えについて聞いた。
この連載の記事
-
第305回
ビジネス
大規模農業を脅かす「スーパー雑草」/チャットGPTは相手の名前で対応が変わる? -
第304回
ビジネス
チャットGPTの回答は名前で変わる/ノーベル賞受賞者が語っていたこと -
第302回
ビジネス
CRISPR、発明者が特許一部取り下げへ/AIで進化したARグラス -
第301回
ビジネス
米国で感染拡大「鳥インフル」に警戒/未知の環境で使えるロボットAIモデル -
第300回
ビジネス
オープンAI新モデル「o1」とは何か?/グーグルが量子エラー訂正でブレークスルー -
第299回
ビジネス
AIなりすましに備え「人間の証明」提唱/スポティファイで失われた音楽の楽しみ -
第298回
ビジネス
ニューラルネットの解釈性を高める新アプローチ/サルも「名前」を使っていた -
第297回
ビジネス
AIがなぜ経済格差を拡大するのか/寿命の限界を探る人類の試み -
第296回
ビジネス
カネにならない生成AIブーム/南海トラフはなぜ発令に至ったのか -
第295回
ビジネス
量子コンピューター、革命の歩み/グーグル卓球ロボの戦績は29戦13勝 -
第294回
ビジネス
数学で進化するAI/AIの訓練に使われたか判別するツール登場 - この連載の一覧へ