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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第92回

【今月の自作PCレシピ・大阪編】小型高性能&空冷最強のゲーミングPC

2023年08月19日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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ギリギリを攻めたポイント

 妥協のないスペックをということで、CPUにはゲームだけなくプレイ動画の配信、動画編集なども不安なくこなせる16コア/24スレッドのCore i7-13700Fを組み合わせた。

 そして最も重要なCPUクーラーには、JONSBO「HX6200D-BK」を選んでいる。6本のヒートパイプや120mmファンで、全高を63mmに抑えながら、TDP 200Wまでの対応が謳われている。

最大5.2GHzのCore i7-13700Fなら、さまざまな用途をスムーズにこなせる

JONSBOのトップフロ型CPUクーラー「HX6200D-BK」

薄型120mmファンを搭載するロープロファイルCPUクーラー。本体はオールブラック仕様になる

6本のヒートパイプで、効率良く熱をヒートシンクに伝える

 そしてビデオカードにはWQHD&4K解像度でのゲームプレイを実現できるGeForce RTX 4070 Tiを搭載したASUS「ProArt GeForce RTX 4070 Ti OC edition 12GB GDDR6X」を組み合わせている。当然「Ridge PCIe 4.0」に収まるサイズなうえ、幅はケース標準搭載の140mmファンそのままに取り付けできる50mm(2.5スロット厚)になっているのが、こだわりのポイントという。

ASUSクリエイター向けシリーズの「ProArt GeForce RTX 4070 Ti OC edition 12GB GDDR6X」

LEDギミックは搭載せず、シンプルで高級感あるデザインが特徴だが、300×120×50mmというサイズも魅力的だ

バックプレート、ゴールドカラーで描かれた、PROの文字がカッコいい

コンパクトPC自作派にはうれしい、2.5スロット占有のVGAクーラーを採用する

マザーボードもASUSで統一

 マザーボードは、ビデオカードと合わせてASUSを選んでいる。多機能化しているマザーボードメーカーのユーティリーソフトウェアだが、管理が大変にならないように、同一メーカーでそろえるようにしているという。

 本レシピは、ライティングパーツを含んでいないが、LEDギミック満載のレシピでは、基本メーカー独自制御のものを組み合わせる際は、独自制御で統一して、マザーボード制御系のパーツは混在させないといった気配りをしているとのこと。

 このあたりの一式構成時のアドバイスは、スタッフ個人の知識だけなく、数多くのフルカスタマイズPCを提案、組んできているショップならではだ。

ASUS「ROG STRIX B760-I GAMING WIFI」

80Aの8+1基の強力な電源回路に、大型のVRMヒートシンク、高速なDDR5-7400対応メモリースロット、2基のPCIe4.0×4 M.2スロットなどの機能を満載している

2.5ギガビットLAN、Wi-Fi 6、USB 3.2 Gen2×2 Type-Cポートとインターフェースも充実している

 そのほか、鉄板PCIe4.0×4 NVMe M.2 SSDのSamsung「980 PRO 2TB」に、DDR5-6000駆動のメモリー、容量850Wで12VHPWRケーブル付属のSFX-L電源ユニットのCORSAIR「SF850L」を組み合わせている。

1世代前のモデルだが、2TBで1万8000円台とコスパ抜群なSamsung「980 PRO 2TB」

推奨が16GB以上になっているゲームも増えているため、16GB×2枚の32GBを搭載。DDR5-6000駆動でヒートスプレッダーを装備したG.Skill「F5-6000J3636F16GX2-RS5K」

SFX-L規格の80PLUS GOLD認証を取得する。容量は850W

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