リハサク、治療院向けの新機能「AI姿勢分析」&「新規患者獲得支援サービス」をローンチ
リハサクは8月9日、DNX Ventures、Welby、ANRIを引受先とし、およそ1.5億円の資金調達を完了したと発表。また同社は、治療院向けの新機能として「AI姿勢分析」、「新規患者獲得支援サービス」をローンチすると発表した。
同社では接骨院や整体院などの治療院現場と、病院や整形外科クリニックなどのリハビリ現場で使用してもらう「運動療法クラウドシステム リハサク」を提供している。
プロダクトの強みとして提供している運動療法は、エビデンスが確立され、様々な疾患に対して効果的な治療法と位置付けられているが、治療院や病院などへ通う患者の多くは、運動療法の重要性を理解しておらず習慣化されにくいという課題があるという。
そこで同社はセラピストが、担当している患者に対して適切な運動療法を指導できるようなサポートを、クラウドサービスを提供することで実施し、アプリを通じてセラピストが患者へ運動療法を提供することで、運動の習慣化を支援するサービスを展開している。
今回はリハサクの新機能として、AI姿勢分析、新規患者獲得支援サービスをローンチ。AI姿勢分析は患者の不良姿勢からくる痛みに対して、セラピストが適切なアプローチをできるようサポートする機能となっている。
また新規患者獲得支援サービスはローカルSEO・MEO支援、HP作成サービス。治療院業界で働くセラピストの多くは患者の施術だけでなく、経営を安定させる上での集客業務にも相当な労力を費やしている現状がある。セラピストが少しでも目の前にいる患者さんの症状に向き合ってもらえるように、集客業務をサポートする同機能もローンチしたという。
なお、今回の資金調達にともない、同社とWelbyは資本業務提携を締結。リハサクの運動療法クラウドシステムとWelbyのPHRプラットフォーム基盤を融合することで、ターゲット施設・患者のバリューチェーンを補完し、両社のサービス向上・収益拡大を目指すとしている。