バンカブル、EC事業者などに向けた仕入費の4分割・後払いサービス「STOCK YELL」の正式提供開始
バンカブルは7月31日より、「キャッシュアウトの先行により、新たな投資ができない」というEC事業者の課題解決を目的に、仕入費の4分割・後払いサービス「STOCK YELL(ストックエール)」の正式提供を開始した。
昨今、企業規模を問わずさまざまな企業がEC市場へ参入するなか、認知・集客のメイン施策であるウェブ広告のCPA(集客などの成果を得るために、顧客1人あたりにかかった費用)の上昇や、通販・ECなどの「無店舗小売業」の倒産件数が3年ぶりに増加するなど、事業環境はますます厳しさを増しているという。
このような状況で、同社は、2022年5月より広告費の分割・後払いサービス「AD YELL」の提供を開始。6月末時点で、利用事業者数は122社、取引広告費総額は160億円を突破。事業成長を見据えた先行投資によるキャッシュフローの負担が、事業者にとって重要な課題であるかを示しているとする。
このキャッシュフロー負担をさらに軽減し、事業者様の事業成長をさらに促進するため、同社は仕入費やOEM委託費の分割・後払いを可能にするSTOCK YELLを開発。
STOCK YELLは、商品の仕入れにかかる費用を最大4回に分割・後払いにできるサービス。金融機関からは「融資を受けにくい、商品在庫の仕入費」に対して、消費財・コスメ・家具などのプライベートブランドやOEMを手掛けるEC事業者中心に活用できるという。
これにより、いままで一括での支払いで、金額としての負担も大きかった仕入費によるキャッシュアウトのタイミングを分散化し、負担を軽減できる。
サービスの詳細についてはこちらも参照のこと。