AIプロセッサー搭載の小型球体IR-PTZカメラを新発売
i-PRO株式会社
AI自動追尾、40倍光学ズーム、LED最長照射距離250mにより夜間・暗闇にも適した監視を実現
i-PRO(アイプロ)株式会社(東京都港区、代表取締役社長 尾崎 祥平、以下i-PRO)は、夜間・暗闇でも監視が可能な新型の屋外用小型PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラ2機種(以下本機種)を、本年10月・11月に発売します。
i-PROはこれまでも用途に応じた屋外用PTZカメラのラインナップをそろえてまいりました。今回発表の本機種は、40倍光学ズーム、最長照射距離250mの赤外線(IR)LED、そして、IR-LED搭載PTZカメラとしては初めてとなるAIプロセッサーを、新開発の業界最小クラス(※1)の球体ボディーに搭載したものです。
AIアプリケーション(※2)を用いた動体検知や、標準搭載のAI自動追尾により、工場やインフラ施設、建設現場や倉庫など、特に夜間の広範囲にわたる監視業務の効率化に威力を発揮します。
小型化や耐重塩害化(ISO14993準拠 / 対象品番:WV-X66300-Z4LS)、 防塵防水規格” IP66 ”や耐衝撃保護等級” IK10 ”に対応により、天井高の低い場所や軒下、沿岸など、場所を選ばずに設置が可能です。
■想定活用シーン
・工場・倉庫などでの外周監視業務の効率化
→250mの IR-LED+AIアプリを用いた動体検知や自動追尾で、夜間巡回業務の負荷軽減に。
・資材置場や倉庫などでの窃盗監視の強化
→ 250mのIR-LED、高倍率ズームで侵入者を確認しAIで自動追尾。AI動体検知で自動アラーム発報。
・建設現場やインフラ施設などでのいたずら監視の強化
→ パン・チルト・ズーム・フォーカスの同時高速駆動で、広い範囲の被写体を高精度で監視。
■商品の主な特長
1.AI自動追尾、光学ズーム倍率40倍、LED最長照射距離250mにより、夜間の広範囲の監視を支援。
2.高精度な物体検知・識別とAIアプリケーション(※2)のインストールにより、様々なソリューションを実現。
動体検知、マスク非着用検知、人物属性識別、車両属性識別、混雑検知などの豊富なAIアプリケーションの中から、最大2つまで同時に使用可能(※2)。活用シーンを拡大。
3.AI物体検知とテンプレートマッチング(※3)を組み合わせた、高精度のAI自動追尾を標準搭載。
人や車両をAIが的確に検知することでスムーズな自動追尾を実現。従来必要だったコントローラーでのジョイスティック操作の代替として、スムーズに被写体を追尾。
4.低い天井や軒下にも設置できるコンパクトな筐体に、高速・高精度・高耐久性のPTZ機構を搭載。
パン速度は業界最速クラスの最大700°/秒。プリセット移動中にパン・チルト・ズーム・フォーカスの動作を同時に行うことでプリセット時間の極小化を実現。また、高耐久ギアの採用でメンテナンス頻度も軽減。
耐重塩害(ISO14993準拠 / 対象品番:WV-X66300-Z4LS)、防塵防水規格” IP66 ”や耐衝撃保護等級” IK10 ”に対応。
5.データの改ざんやなりすましを防ぐサイバーセキュリティー性能
第3者機関発行の電子証明書(Global Sign(R)(※4))に加えて、FIPS 140-2 Level3(※5)に認定されたハードウェアを搭載し、データ保護性能を強化。
※1:屋外用PTZカメラ中、高さの比較。2023年5月時点当社調べ。
※2:AIアプリケーションは別売のオプション。2つのAIアプリケーションとは別に、AI音識別アプリケーションは無償でプリインストール済み。
※3:物体推定位置の画像をテンプレートに登録して照合する従来型の追尾方式。
※4:GlobalSign(R)はGMOグローバルサイン株式会社の登録商標。
※5:FIPS 140-2は、米国連邦情報処理標準規格(Federal Information Processing Standards)で暗号化モジュールのセキュリティ要件を定めた規格。Level 3は、政府や法執行機関など、高いセキュリティが求められる場所に適したレベル。
■品名・品番など
仕様の詳細は、以下をご参照ください。
WV-S66300-Z4L https://cwc.i-pro.com/products/wv-s66300-z4l
WV-X66300-Z4LS https://cwc.i-pro.com/products/wv-x66300-z4ls
■i-PROについて
i-PRO株式会社は、セキュリティ監視、パブリックセーフティ、そして医療用イメージングの各分野に欠かせないセンシングソリューションの世界的なリーディングカンパニーです。パナソニックにおける60年以上にわたる数々のセンシング技術とイノベーションを継承し、2019年に設立されました。
私たちは、一瞬も見逃さない高度なセンシング技術とあらゆる環境に対応する信頼性の高いソリューションで、人々の命を守り救うプロフェッショナルをサポートし、より安心安全な社会の実現に貢献します。
https://i-pro.com/corp/jp/
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