Viva Technology 2023を盛り上げた仏の大企業と地方自治体、各国ブースの様子
「Viva Technology 2023」レポート
韓国、台湾、インドの大規模展示、アフリカの国別ブースも盛り上がる
続けて、フランス以外の国と地域のブースの様子を紹介していきたい。
韓国
今年のViva TechnologyのCountry of the yearという形でパートナー国であったのが韓国。ブースもK-Startupとしてだけでなく、京畿道としてもブースを出していた。下の画像では、右手奥に天井からK-Startupのロゴが吊り下がっており、その手前が京畿道のブースとなっている。
台湾
台湾も今年ブースを設けて、CESなどの展示会同様にTaiwan Tech Arenaとして人通りの多い中心通路沿いに大きく展示を行なっていた。
アフリカ
アフリカはアフリカテックとして数年前から展示を行っていたが、今年は、南アフリカ、コートジボワール、セネガルなどの国が個別にブース出展しており、年々盛り上がってきている。
コートジボワールのブースは今年がおそらく初めての出展。出展スタートアップは教育系、アグリテック、EC、フィンテックと多岐に渡る。
セネガルのCerty Upはオンラインで教育、研修プログラムを提供し、その履歴に基づいて仕事を紹介したり、探したりすることができるというサービス。アカデミックではなく、仕事のニーズに即したスキルをオンラインで学ぶことができ、採用する側も一定のプログラムの履修を終えた候補者の中から採用を行うことができる。
インド
インドもかなり大がかりなブースを今年は出展。IT関連だけでなく、ドローンやモビリティ、そのための重要なパーツとなるバッテリー製造などを手掛けるスタートアップが展示を行なっていた。
今年は残念ながら日本から出展していたのは数社であったが、2024年はパリ五輪直前の開催となるため、さらに盛り上がるイベントとなりそうだ。