ブロックチェーンの仕組みが分からなくても利用できるWeb 3事業者向けの経理サポートツール「Aerial Web3 Accounting」

　Aerial Partnersは7月10日、暗号資産を中心としたデジタルアセットを取り扱う事業者向けの経理サポートツール「Aerial Web3 Accounting（AWA）」の提供を開始した。

　本サービスは、NFT関連事業者など、デジタルアセット関連事業に取り組む企業の経理業務をサポートするWeb 3事業者向けの経理サポートツール。デジタルアセット取引の原価・損益計算に加え、暗号資産を取り扱う事業者特有の経理業務をサポートする機能が内包されている。また、ウォレットアドレスの管理から仕訳データの作成までを自動で行う機能により、ブロックチェーンの仕組みが分からない人でも簡単に利用できる。

　2021年以降、デジタルアセット事業に取り組む企業が急激に増加する中、企業内ではデジタルアセットのデータ管理やレポーティングについて正確かつ簡易に実現する術がなく、レポーティングや監査が必須である上場企業を中心に、Web 3領域のイノベーションを阻害する大きな障害となっていた。

　AWAを通じて障害を解消し、Web 3領域のイノベーションを加速させる会計のスタンダードを構築することを目指しているという。

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