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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第91回

【今月の自作PCレシピ・福岡編】アプライド博多店スタッフ推しはRyzenゲーミングPC

2023年07月16日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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スモークの入ったガラスパネルでシックに彩る

 PCケースのNZXT「H7 Elite Black」は3万円を超えてしまうが、スモーク仕様のガラスパネルを採用しており、フロントの3連RGB LEDファンや、ウォーターブロックを穏やかな発光で楽しめる点で選んだという。

 さらに簡易水冷ユニットをフロント取り付け時にも、大型化が進むハイエンドビデオカードを余裕で搭載できる最大400mmまでのカード長に対応しているのもポイント。将来のグレードアップも視野に入れ、長く使い続けることができる1台と言える。

NZXT「H7 Elite Black」。サイズは230(W)×505(H)×480(D)mmと大型のミドルタワーになる。スモーク仕様のガラスパネルで、シックなLEDライティングを楽しめる

フロントにはRGB LEDファンを3基標準で搭載する。140mm径で静かかつ、強力に風を送るので、ハイエンドビデオカードでの長時間ゲーミングも安心だ

各種ケーブルの取り回しなど、組みやすさも問題なし

とくに裏面のケーブルガイドはうれしい配慮。始めて自作するひとも、キレイにケーブルを取り回しできるだろう

 大多数のPCケースがガラスパネルを搭載しているなか、うれしいサービスをアプライドでは実施していた。それがPCケースのガラスパネルへの【NEコート・ハドラスの仕組みを活用した】ガラスコーティングだ。スマホやタブレット、スマートウォッチへのコーティングサービスはみかけるが、PCケースのガラスパネルやノートパソコンへのコーティングサービスは、珍しい。

 アプライド店頭限定のサービスで1台あたり4400円(ガラスパネルの面数は関係なし)で行なえる。アプライドに足を運べる西日本のPCユーザーは注目だ。

PCのガラスパネルだけでなく、ノートパソコンにも対応。手で持った際に滑りやすくなる心配もあるが、ノートパソコンの天板などの指紋や汚れが気になる人にも良さげだ

GeForce RTX 4070 Tiで快適ゲーミング

 ビデオカードは、ゲーミング液晶ディスプレーを組み合わせた高リフレッシュレート駆動でのゲームプレイはもちろん、WQHD解像度でのゲーミングも楽しめるハイエンドGPUのGeForce RTX 4070 Tiを組み合わせている。

 数ある製品のなかから選んだのは、カード全長355mmかつ4スロット占有という大型GPUクーラーを搭載したオーバークロックモデルの「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4070 Ti AMP Extreme AIRO」だ。14万円近いが性能とともに、その大型のボディは所有感を満たしてくれることだろう。

ZOTACのフラッグシップモデルとなる「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4070 Ti AMP Extreme AIRO」

PCに組み込むとあまり見ないが、丸みを帯びたデザインは、好みが分かれるかも

 電源ユニットは、80PLUS GOLD認証を取得するCORSAIR「RM850e」だ。12VHPWRケーブルが標準付属したモデル(RM850e ATX 3.0)もあるが、ここでは取材時の在庫の関係でケーブル別売の「RM850e」と、ケーブルで構成している。違いはケーブル標準付属だけなので、そのときの在庫で組み合わせればオッケーだ。

80PLUS GOLD認証を取得するCORSAIR「RM850e」。レシピでは12VHPWRケーブルの「PCIe 5.0 12VHPWR PSU Cable」を組み合わせている

【取材協力】

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