ソフトウェア開発企業アンクは7月11日、同社のコピペ判定支援ソフト「コピペルナー」次期バージョン(V6)において、生成AI「ChatGPT」で作られた文章の判定に対応すると発表した。
コピペルナーは、論文やレポートなどの内容がウェブ上から剽窃(コピー&ペースト)されたものでないかを判定するソフトウェア。2022年3月現在、国内の700以上の教育機関と300以上の法人や官公庁で導入されている。
同社が開発中の次期バージョン「コピペルナーV6(仮称)」では、ウェブ上に公開された文章からの剽窃判定に加え、新たにChatGPTが生成した文章の判定にも対応。内容チェックのさらなる精度向上が期待できるという。
コピペルナーV6(仮称)は2023年中の提供に向け開発が進行中。
同社では、現行バージョン(「コピペルナーV5 永続ユーザーライセンス」)を6月1日以降に購入したユーザーを対象とした無償アップグレードも予定しているという。