盛夏の訪れ前にエアコンを新調
別売「無線LANアダプター」も衝動買い!
約20年前に横浜市内から今の上野に引っ越してきて、その時に取り付けた4台のエアコンのうち、一番よく使っていたリビングのエアコンを3年ほど前にWi-Fi対応のパナソニック製に替えた。その後も残りの3台は調子よく動作していたが、この夏を前に試運転してみたら盛夏にトラブルになりそうな予兆に気がついた。
3台の内の1台は運転ノイズが、そしてもう1台は昨年からファンの回るカラカラと乾いた音が聞こえてくる心配な状態だ。昨年から今年にかけて給湯器の供給不足を経験しているので、運悪く真夏に故障するかもしれないと言うことが脳裏をよぎり、速攻で3台のエアコンを故障に先行して交換することに決めた。
エアコンは今回も以前と同じく、3台とも同じメーカーの同じモデルを選んだ。以前はすべて日立製だったが、今回は3台とも富士通ゼネラル製の「nocria」(ノクリア)だ。買ってすぐには気づかなかったが、取説を見ていてWi-Fi対応で遠隔操作が可能なことを知った。エアコン本体の表示ランプをみたところ「無線LAN」という表示も見つけた。
設定しようと思って取説を読むと、どうもWi-Fi機能は標準装備の機能ではなく別売の「無線LANアダプター」を購入する必要があるようだった。エアコン本体のフロントカバーを引き上げると、無線LANアダプターを収納するスペースだけが空いている状況だった。
早速富士通ゼネラルのウェブページで対応機種などをチェックし、「無線LANアダプター」(OP-J03DZ)をいつものヨドバシ.comで購入した。パッケージの中には簡単な取説と無線LANアダプター本体だけが入っている。無線LANアダプター本体は、50×120×28mmのグレー色のゲームカートリッジのようなイメージだ。
ご存じのようにエアコンなどの冷暖房装置は、出先などの遠隔から事前に操作できれば極めて便利なIoT機器の代表だ。筆者も大昔、パソコンの外付け赤外線リモコン装置を同僚達と考え、遠隔からパソコンでエアコンのオンオフができる機器を企画開発した。しかし遠隔リモコンの誤動作のせいで、偶然一人で寝ている赤ちゃんが風邪を引いたら「誰が責任を取る?」と顧問の企業弁護士に聞かれて、断念したことがあった。
製品発表を諦めた翌々月に某F社がほぼ同じような製品を発表したが、結局それほど売れることもなく早々に姿を消した。まだまだIoTの時代には程遠く、ユーザーの目線も今とは大きく違った時代だった。令和の現代でも遠隔操作のエアコンはメジャーな存在ではないので、当時なら当然の結果だった。
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