DLSS 3.0対応ゲームならより高FPSで快適に遊べる!
白とRGBへのコダワリがめっちゃいい! RTX 4070でゲームも快適なBTOPC
フルHD~WQHDで高いパフォーマンスを発揮。DLSS 3対応タイトルではさらなる高みへ
ここからは、ゲーム系ベンチマークや実際のゲームタイトルを用いてFRGLB760W/SG1のゲーミング性能をチェックしていこう。
少し重めのグラフィックスを想定した「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」、定番FPS/TPSタイトルとして「Apex Legends」と「フォートナイト」、重量級AAAタイトルとして「サイバーパンク 2077」を使用している。
いずれも画面解像度は1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)の3パターン分の計測を実施した。
Apex Legendsとフォートナイトでは、実際のプレイ中のフレームレートを測るために「CapFrameX」というアプリを使用。平均フレームレートのほかにデータ全体を100分割して最小値から1%の数値を「min(1%)」とし、これを最小フレームレートの代わりに記載している。
ではまずFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークの計測結果から。画面設定は「高品質」「フルスクリーン」を選択している。
スコアーはフルHDが16517で“非常に快適”の評価、WQHDが12851で“非常に快適”の評価、4Kは7418で“快適”の評価となった。FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークのスコアーは、平均フレームレートの約100倍の値が出るといわれているので、フルHDでは平均165fps、WQHDでは平均128fps、4Kでは平均74fpsといったところか。
フルHDとWQHDは平均100fpsを大きく超えて高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーを活かしたスムーズなプレイが可能なスコアーだ。加えて4Kも平均60fpsを超えているので十分快適なプレイが可能なはずだ。
次にApex Legendsでは、グラフィック設定でアンチエイリアスを「TSAA」固定とし、すべてのオプションを最高の状態とした「最高設定」と、テクスチャストリーミング「高(4GB)」、テクスチャフィルタ「異方性x4」、モデルディテール「高」にして、残りのオプションはすべて「低」または「無効」とした「競技設定」の2パターンの画質設定を用意した。
射撃訓練場で特定のルートを移動したのちに「バンガロール」の「スモークランチャー」を射出して煙がなくなるまで待機。という一連の動きに対してのフレームレートを計測している。
なお、Apex Legendsは2023年5月からシーズン17が開始され、射撃訓練場マップもまったく別のものとなってしまったため、これまでの射撃訓練場のフレームレートとは比較できなくなっている点には注意していただきたい。
最高設定でも、全解像度で平均100fps超えの高いフレームレートを記録した。特にフルHDとWQHDはパフォーマンスが高く、ゲーミングディスプレーを存分に活かせるフレームレートを叩き出している。
競技設定になると、フルHDとWQHDはApex Legendsの仕様上限である300fpsにほとんど張り付いた状態になるため、見かけ上はあまりフレームレートが上がっていないように見えるかもしれない。ただ安定して高フレームレートを維持しているということは確かなので、リフレッシュレート240Hz以上の高性能ゲーミングディスプレーとの組み合わせにも余裕で対応できるだろう。4Kの場合はリフレッシュレート144Hzのゲーミングディスプレーとの組み合わせがよさそうだ。
続いてフォートナイトでのパフォーマンス計測。グラフィックス設定はまず描画APIに「DirectX 12 API」を指定。クオリティプリセットから「最高」を選択し、アンチエイリアス&スーパー解像度に「NVIDIA DLSS:品質」を選択したものを「最高設定」とした。
もう1つ、クオリティプリセット「低」をベースに描画距離を「最高」に変更、アンチエイリアス&スーパー解像度は同じく「NVIDIA DLSS:品質」とした設定を「競技設定」として用意した。なお、こちらはゲームプレイのリプレイ再生機能を使ってフレームレートを計測している。
現在のフォートナイトは最高設定時のグラフィックス負荷がかなり高いので、実際のところ実用的な設定といえる状態ではない。したがって最高設定については「Unreal Engine 5」対応の最新グラフィックスタイトルを想定したものと考えていただければと思う。
そういう観点から結果を見ると、最高設定の場合はフルHDとWQHDであればmin(1%)の60fps維持に成功しているので、「Unreal Engine 5」対応の最新グラフィックスタイトルもスムーズにプレイできそうだ。ただ4Kになると平均フレームレートも60fpsを割り込むため、さすがにスムーズな動作は難しいと思われる。
一方の競技設定ではグラフィックスが軽くなりすぎたためか、フルHDとWQHDがほぼ同一の結果となった。競技設定であればリフレッシュレート240Hzの高性能ゲーミングディスプレーとの組み合わせがピッタリな性能に見える。ただし、競技設定でも4Kになるとフレームレートの落ち込みが大きくなる傾向に変わりはなかった。ただそれでも4Kのmin(1%)が100fps以上出ているので、4Kでも十分スムーズにプレイ可能な範囲といえるだろう。
最後に、グラフィックス重視の重量級AAAタイトルの代表格サイバーパンク 2077で、ゲーム内ベンチマークを用いたパフォーマンス計測を行なった。
画質設定はクイックプリセットから「レイトレーシング:ウルトラ」を選択、サイバーパンク 2077はDLSS 3のフレーム生成(DLSS FG)にも対応しているので、DLSS FGの有無による違いも計測している。
まず、DLSS FGがない状態でも、フルHDとWQHDであればそのままスムーズにプレイ可能な平均フレームレートが出ていると思われる。ただ4Kになるとフレームレートが大きく落ち込んでしまうのは、これまでの傾向と同じだ。
次にDLSS FGを有効にすると、フレームレートが大きく向上する。解像度が上がるにつれてDLSS FGの効果は薄れていくものの、4Kでも最小フレームレートがほぼ60fps出るようになった点は大きい。これは4Kでも問題無くプレイ可能といってもいいだろう。
煌びやかな筐体に十分なゲーミング性能。外観よし性能よしのゲーミングパソコン
今回の検証結果から、FRGLB760W/SG1はフルHDやWQHDであれば重量級AAAタイトルも十分快適にプレイ可能なゲーミング性能を持つことが判明した。軽~中量級タイトルであれば4Kや超高フレームレートも守備範囲となる。DLSS FGが有効なタイトルであれば、重量級AAAタイトルでも4Kプレイに手が届くのはRTX 40シリーズの強みだろう。
そしてなにより、筐体の光り具合が非常に素晴らしい。光の色やパターンの種類も多数用意されており、白い筐体に反射する光はかなり派手で煌びやかだ。“ゲーミングパソコンはかくあるべし”と光るゲーミングパソコンを探している人に、ぜひおすすめしたい1台だ。
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