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レトロゲームをモチーフにした新スキンシリーズも発表

タクティカルFPS『VALORANT』でエピソード6 Act IIIが開始!

2023年04月26日 17時40分更新

文● Zenon/ASCII

 ライアットゲームズは4月26日、タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』において、「EPISODE 6 ACT III」がスタートしたと発表。

 「EPISODE 6 ACT III」では、コンペティティブシステム「Premier」のグローバルオープンベータが開始するほか、新スキンシリーズ「レディアント・エンターテインメント・システム」が登場する。

 詳細は公式のパッチノートをチェックしてほしい。

・VALORANT パッチノート 6.08
https://playvalorant.com/ja-jp/news/game-updates/valorant-patch-notes-6-08/

コンペティティブシステム「Premier」について

 「Premier」は世界中のプレイヤーにプロシーンへの扉を開くコンペティブシステム。プレイヤーは5〜7名のチームを組織し、振り分けられたディビジョンで勝利することで、最終的にはVCT Challengersでプレイするチャンスを掴むことができる。

 「Premier」のグローバルオープンベータが日本時間2023年4月26日に開始される。本日4月26日から4月29日までチーム登録が可能となり、ウィークリーマッチが4月29日から5月20日までの約3週間行なわれる。プレイオフトーナメントは5月21日に開催予定だ。

・「Premier」グローバルオープンベータについての詳細
https://playvalorant.com/ja-jp/news/game-updates/premier-global-open-beta-faq/

新スキンシリーズ「レディアント・エンターテインメント・システム」

 VALORANTのスキンシリーズ「レディアント・エンターテインメント・システム」が発表された。このとても野心的で唯一無二のスキンシリーズは、レトロゲームや90年代ゲームのノスタルジーへの愛を込めて制作されており、サイドスクロールゲーム、ダンスゲーム、格闘ゲームなど複数のテーマが表現されているとのこと。

 カスタムフィニッシャーや楽曲などを備えたスキンシリーズ「レディアント・エンターテインメント・システム」では、ファントム、近接武器、オペレーター、ゴースト、ブルドッグの新スキンを用意。ディティールや隠し要素の数々でプレイヤーが楽しめる仕様になっている。

レディアント・エンターテインメント・システム デベロッパー コメント

Q1:「レディアント・エンターテインメント・システム」をデザインした際の狙いは何ですか?

A. 90年代のゲームに対するノスタルジアです。友達と対戦するために小銭を握りしめてゲームセンターに向かっていたときのワクワク感。兄弟姉妹と一緒に家庭用ゲーム機で繰り広げた真剣勝負。スケルトンボディーの携帯ゲーム機のボタンを押す喜び。パスワードを入力したり、カートリッジに息を吹きかけたり、ケーブルを挿したり、どのゲーム機が一番か議論したり──そんな90年代に遊んだゲームから感じた幸せな気分を復活させたいと考えました。

 実際に自分がプレイして育ったゲームを「レトロ」と呼ぶのは変な感じもしますが、こうしたレトロゲームを通ってきたゲーマーにもそうでない新世代のゲーマーにも、あの時代のゲームをプレイする体験や楽しさを共有できればと思います。

 「レディアント・エンターテインメント・システム」は、あの時代のオマージュであると同時に賛辞でもあります。これがすべてのプレイヤーの皆さんにとって素晴らしい体験となることを願っています。

○クレジット:プリンシパルVFXアーティスト、Stefan Jevremovic氏

Q2:このスキンシリーズに関する物語や、着想について教えてください

A. レトロゲームに関しては、格闘ゲームや横スクロールアクション、リズムゲームといった一部のジャンルがとくに今なお愛されています。90年代と同じように、これらのゲームは現代のゲーマーにも愛され、遊ばれ続けているのです。

 現在、現代風にアレンジしたゲームも数多くありますが、過去に流行していたゲームにはノスタルジックな魅力があり、今回のスキンシリーズにはそれに敬意を表する意図があります。自分たちが愛しているものを作る機会でしたので、それを素直に表現しました。

○クレジット:プロデューサー、Victoria Kim氏

Q3:このスキンシリーズをデザインした際の、予期せぬ課題や特筆すべきエピソードはありますか?

A. どこから話しましょうか。自分が大切にしているものを作るときほど、完璧に作りたくなるものです。また、このテーマはプレイヤーに強く響くものだと理解していたため、期待にしっかり応えたいと思いました。

 アーケードゲームにはファンに愛されたジャンルが多数あるため、まずどのタイプのゲームをテーマに選ぶかが難問でした。そこで、1つのスキンシリーズに格闘ゲーム、ダンスゲーム、2D横スクロールアクションといった複数のテーマを含めることにしました。ところが、これは同時に各テーマごとに固有のビジュアルエフェクトや楽曲、オーディオ、フィニッシャーなどを制作する必要があるということも意味します。なおかつ、その一つ一つが完璧でなければなりません。

 そのため、このスキンシリーズについてはあらゆる制約が外され、完成まで3年以上の時間がかかりました。開発に関わったスタッフは全員このシリーズに愛と情熱をもって取り組んでいたため、今の形に絞り込むのは困難でしたが、間違いなくチームの愛が詰まったスキンに仕上がっています。

 ただ恐れていたのは、これは皆さんの子供時代の思い出でもあるため、絶対にそれを壊してはならないということです。このスキンシリーズがレトロゲームファンへのラブレターであることが伝わるよう願っています。

○クレジット:Sean Marino氏、アソシエイトアートディレクター

Q4:「リーヴァー」「エルダーフレイム」「プロトコル 781-A」「Champions」「スペクトラム」で、チームはスキンの可能性を押し広げたと思います。「レディアント・エンターテインメント・システム」では、いかにしてさらにハードルを上げたのでしょうか?

A. 私たちは常にタクティカルシューターでは誰も予想していなかったような、素晴らしいスキンを作りたいと思い続けてきました。「エルダーフレイム」は生きたドラゴンでなくてはならず、「Champions」ではプレイヤーをeスポーツの舞台に送り込みました。「スペクトラム」ではミュージシャンのZeddにゲームプレイと音楽を融合してもらい、「プロトコル 781-A」では影の政府による抑圧的なAIな雰囲気を出しながらボイスオーバーでプレイヤーに指示を出し、「リーヴァー」ではプレイヤーに闇のネクロマンサーを体感してもらおうと試みました。挑戦するだけではありません。こうした野心的なアイデアを最適な形で表現しなくては、やる意味がありません。

 「レディアント・エンターテインメント・システム」では、チームはまず3つの異なる楽曲を作ることから始めました。その楽曲を聴いてから、本格的に各テーマを個別のゲームとして考え始めたのです。そのことが、「これら3つのゲームが入った我々独自の“ゲーム機”を作って、各武器はコントローラーという設定にしてはどうか」というアイデアにつながりました。

 結果として、私たちは3つの“ゲーム世界”とそれぞれのキャラクターを作りあげ、3つのテーマそれぞれのフィニッシャーやリアクティブスクリーン(反応付きのスクリーン)、マガジンカートリッジ、アクセサリーに登場させました。フィニッシャーは派手にしたいと考え、初めてフィニッシャーのためにキャラクターモデルを制作しました。どのモデルも各 テーマの射撃オーディオやキルバナーと非常によくマッチしていると思います。どのキルもファイナルキルも、それぞれまったく異なるレトロゲームのように唯一無二の体験として感じられるはずです。

 また各銃についているスクリーン上のキャラクターは銃のリロードや装備、射撃のたびに"反応"し、照準を覗き込んだ際には少しポーズを変えてみせたりもします。このスキンの背景にはあふれるほどの愛と細やかなディテールがあり、イースターエッグ(隠し要素)も隠されています。私たちと同じように、プレイヤーの方々にも楽しんでいただけることを願っています。

○クレジット:Preeti Khanolkar氏、カスタマイズアイテム部門リードプロデューサー

 

【ゲーム情報】

タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
ジャンル:タクティカルシューター
配信:ライアットゲームズ
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2020年6月2日)
価格:基本プレイ無料

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