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最新パーツ性能チェック 第409回

Palitの「GeForce RTX 4070 JetStream」でWQHDゲーミングを楽しんでみた

2023年04月13日 22時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 これまでのGeForce RTX 40シリーズからかなり扱いやすくなったハイミドルレンジGPUのGeForce RTX 4070。

 TGPが200Wに減少したことで、発熱量がダウンしたほか、PCIe8ピン補助電源コネクター×1仕様の採用と、多くのPCケースに組み込める240~260mmのカード長の製品も多くラインアップ。新たにゲーミングPCを組む人だけでなく、ビデオカードのグレードアップを考えている人も注目と言える。

 そんなGeForce RTX 4070搭載ビデオカードをPalit Microsystems(以下、Palit)から借りられたので、定番、旬のゲームタイトルのパフォーマンスを試してみた。

 Palitは3種類のGeForce RTX 4070をラインアップする。デュアルファン仕様の「GeForce RTX 4070 Dual」、LEDギミックを備える3連ファンGPUクーラーを採用するファクトリーオーバークロックモデル「GeForce RTX 4070 GamingPro OC」、LEDギミックを備えず、NVIDIA定格クロックとなる「GeForce RTX 4070 JetStream」だ。

カード長は269.1mmと小型とは言えないが、デュアルファン仕様となる「GeForce RTX 4070 Dual」。実売価格は9万9800円

LEDギミックを備えた大型GPUクーラーが特徴の「GeForce RTX 4070 GamingPro OC」。ファクトリーOCモデルで実売価格は10万7800円になる

今回お借りした「GeForce RTX 4070 JetStream」。GPUコアクロックは定格になるが、3連ファンGPUクーラーを採用する

 3モデルのなかから、今回レビューするのは、Palitの販売代理店であるドスパラでは取り扱い予定がない「GeForce RTX 4070 JetStream」だ。なお、GeForce RTX 4070 Ti/RTX 4080にも「JetStream」シリーズが追加されている。

LEDギミックを備えない3連ファンGPUクーラーを採用する「JetStream」シリーズ。カードサイズは、328.9×130.5×63.5mmだ

ブラックカラーのメタルバックプレートを採用する

バックプレートの後部は、ヒートシンクフィンを通った風が抜けるようになっている

出力端子はHDMI×1、DisplayPort×3の4系統になる

ぶ厚いヒートシンク+ファンで、3.1スロットを占有している

GPUクーラーは、ブラック1色のシンプルなデザインで、実測約90mmのファンを3基備える

スムーズな気流を生むというGale Hunterファンが採用されている

大型ヒートシンクは、2ブロック構造になっている

後部ヒートシンクのほとんどが、基板からはみ出ている。実測では155mm程度だ

「GeForce RTX 4070 JetStream」のGPU-Z。GPUコアクロックはリファレンスの2475MHzだが、実クロックは2820MHzまで伸びていた

GPU-ZのAdvancedタブ。Power Limitは定格TGPの200Wで、Temperature Limitは最大88度になっていた

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