FTP サーバーのファイルを自動で取得可能に。EC 特化ノーコードツール TēPs（テープス）の新機能

2023.04.12 09:00

PR TIMES

テープス株式会社
テープス株式会社（本社：神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役：田渕健悟）は、EC に特化したノーコードツール「TēPs（テープス）」において、FTP サーバーから CSV や PDF などの形式のファイルを取得する機能を新たに追加したことをお知らせします。この機能により、基幹システムなどのデータを EC のモールやカートシステムなどと自動連携し、システム開発することなく商品登録や在庫更新を効率化できるようになります。

TēPs は EC 事業でよく使われるさまざまなツールやシステムをつなぎ、自社の業務を自動化できる、EC に特化したノーコードツールです。

このたび、FTP（FTPS）サーバーから以下の形式のファイルを TēPs で取得できるようになりました。
＜取得可能になったファイル形式＞

CSV（TSV）
PDF
PNG
ZPL

これにより、基幹システムなどから取得したデータを EC のモールやカートシステムに連携し、自動で商品登録や在庫更新ができるようになります。

例：「商品マスタ」の情報をもとに商品登録する

基幹システムが、「商品マスタ」のデータをファイル化し FTP サーバーにアップロード
TēPs が、FTP サーバーからファイルを取得
TēPs が、EC モールの FTP サーバーに、取得したファイルをアップロード
EC モールのシステムが、アップロードされたファイルをもとに商品を登録

ほかにも、CRM・MA ツールの顧客情報や OMS の注文情報などを、システム開発無しでほかのサービスに自動連携できるため、EC 運営の幅広い業務の効率化が低コストで可能になります。

■ 新機能の詳細と開発背景

＜基幹システムと EC モールを連携＞
一部の EC モールでは、FTP サーバーへのファイルアップロードによって、商品の一括登録や在庫の一括更新が可能です。そのため、商品登録や在庫更新用のファイルを基幹システムで作成し、各 EC モールの FTP サーバーに手動でアップロードすることで、店舗の情報を更新しているケースがあります。しかし、運営する店舗の数だけアップロード作業が必要になるうえ、在庫の更新などは一日に複数回発生する作業のため、複数店舗を運営する販売事業者様の負担となっています。

新機能を以下のフローのように活用することで、システム開発せずに、基幹システムと EC モールのデータ連携を自動化できるようになりました。

基幹システムがアップロード用のファイルを作成し、FTP サーバーに配置
TēPs が基幹システムの FTP サーバーからファイルを取得
TēPs が EC モールの FTP サーバーにファイルをアップロード

複数店舗の情報更新も上記フローの繰り返しで自動化できるため、販売事業者様の工数を削減し、負担を軽減できます。

＜Amazon 販売事業者様のケース＞
Amazon では、「在庫ファイル」と呼ばれるファイルを販売事業者様向けの出品管理画面「セラーセントラル」にアップロードすることで、複数の商品の情報や在庫数を一括で更新できます。

このアップロード作業は、Amazonの販売事業者様向けサービス「Amazon Merchant Transport Utility（以下、『AMTU』）」によって自動化できます。

そのため、基幹システムを利用している販売事業者様の中には、基幹システムで「在庫ファイル」を作成し、AMTU を利用して「セラーセントラル」にアップロードすることで、商品情報や在庫の更新作業を完全に自動化しているケースがあります。

AMTU は 2023 年 8 月 31 日をもってサービスの終了が予定されていますが、TēPs のご利用により、基幹システムと連携した「セラーセントラル」の登録情報の自動更新が、引き続き可能です。具体的には、以下のようなフローにより実現できます。

基幹システムが「在庫ファイル」を生成し、FTP サーバーに配置
TēPs が FTP サーバーから「在庫ファイル」を取得
TēPs が「セラーセントラル」に「在庫ファイル」をアップロード

上記のフローは、本機能と同時期にリリースした新機能「『在庫ファイル』のアップロード」を併用することで実現しています。機能の詳細については以下のプレスリリースをご覧ください。

Amazon のセラーセントラルに「在庫ファイル」を自動アップロード。EC 特化ノーコードツール TēPs（テープス）の新機能
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000099189.html

■TēPs（テープス）について
TēPs は、API を介して EC モール、受注管理システム、Google スプレッドシートやチャットツールなど、日々の業務で利用するさまざまなサービスや機能を自由に組み合わせ、プログラミングの知識や経験がなくても、自社独自の業務を自動化するツールをつくることができます。

特徴
● プログラミング知識がなくてもデータを自由に扱える
● それぞれの EC サイトの運用に合わせた細かな条件設定が可能
● ビデオ会議による導入支援や、メール・Slack などによるサポート
https://teps.io/

■テープス株式会社
「『働く』を彩り、人生を豊かにする」というビジョンを掲げ、EC 業界に向けたサービスを展開しています。
会社名：テープス株式会社
所在地：神奈川県茅ヶ崎市中海岸 4 丁目 12986 番 52 サザンビーチヒルズ 5 F
代表者：田渕健悟
ウェブサイト：https://teps.io/

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