PR TIMES、プロジェクト管理「Jooto」とカスタマーサポート「Tayori」で初めての社内DXを支援
JAPAN INNOVATION DAY 2023会場ブースレポート「PR TIMES」 「Jooto」と「Tayori」
プレスリリース配信サービスの運営や企業の広報活動を支援する株式会社PR TIMESは、2023年3月3日に開催されたASCII主催の先端テクノロジーに直接触れられるビジネスイベント「JAPAN INNOVATION DAY 2023」に出展。会場ブースでは、タスク、プロジェクト管理ツール「Jooto」とカスタマーサポートツール「Tayori」を紹介していた。同社パートナービジネス開発室の舛田 貴司氏に2つのサービスの内容と目的を伺った。
株式会社PR TIMESパートナービジネス開発室 セールスリード 官公庁・自治体情報発信推進担当 舛田 貴司氏、同 営業本部 櫻井 勇志氏
プレスリリース配信「PR TIMES」の利用企業数は7万社を超え、スタートアップ企業の8割近くが利用。2015年から開始したプレスリリース配信が無料になるプログラム「スタートアップチャレンジ」は、VCや自治体とも連携してスタートアップの広報活動を支えている。現在PR TIMESが特に力を入れているのが、地方大学発ベンチャーや地域で愛されている小さな会社やお店への支援だそう。地域の金融機関や新聞社と業務提携して、プレスリリース発信を促進している。
シンプルなカンバン方式のタスク、プロジェクト管理ツール「Jooto」
今回ブース会場で展示していたのはタスク、プロジェクト管理ツール「Jooto」とカスタマーサポートツール「Tayori」だ。
「当社のミッションは『行動者発の情報が人の心を揺さぶる時代へ』。行動者とは、情報を発信する人だけではありません。企画を考える方、製品を開発をしている方もすべて行動者です。『Jooto』は行動者の皆さんの業務改善や業務管理の支援をするためのサービスです」（舛田氏）
「Jooto」はタスク管理やプロジェクト管理に特化したツールだ。付箋のようなタスクカードをドラッグ&ドロップで貼り付けていくカンバン方式で、デジタルに不慣れな人でもわかりやすく、DXで業務改善したいけれど、どこから手を付けていいのかわからない、という会社でも導入しやすい。アプリのインストールなしにブラウザーで使えるSaaS型で、4名までは無料で利用可能だ。そのほか有料のスタンダードプラン（月額417円/ユーザー）、認証管理や導入支援付きのエンタープライズプラン（月額980円/ユーザー）、何名で使っても定額のタスクDXプラン（価格は要問い合わせ）がある。
SaaSは手軽に低コストで導入できるのが利点だが、うまく使いこなせていないケースも少なくない。社内DXの進め方に困っているなら、導入支援付きのエンタープライズプランまたは、タスクDXプランがオススメだ。
「よくないのは、デフォルトのまま使ってしまうこと。タスクDXプランでは専任のサポートが付き、ユーザーの目的に合わせた活用方法を提案します」と舛田氏。
例えば、広報であればプレスリリースの作成、配信、メディア対応など業務ごとにタスクを管理し、部署内の業務管理なら担当者ごとにタスクを並べるなど、仕事の進め方に合わせて、業務、人、時系列に沿ったボード画面を構成していくのがポイントだそう。
担当者ごとに並べた例
顧客対応を効率化できるノーコードツール「Tayori」
プレスリリースを発表すると、顧客やメディアからの問い合わせが届く。調査によると、問い合わせから1時間以内に返信がないと遅く感じてしまう人が50％にものぼるそうだ。人手の少ないスタートアップは、問い合わせへの返信に時間がかかったり、あるいは、顧客対応に追われて本来の業務に専念できない、といった問題が起こりやすい。
「Tayori」は、問い合わせフォームやFAQページをノーコードで作成できるサービス。問い合わせフォームの作成、届いたメールを担当者に紐づけて対応の遅れを防ぐ管理機能、FAQページやアンケートの作成、チャット機能などを備える。作成したFAQページにはURLを設定でき、問い合わせフォームと連携して公開が可能だ。問い合わせフォームにFAQへのリンクを貼っておけば、知りたい情報を先に探せるので顧客満足度の向上につながり、問い合わせ対応の効率化も図れる。PR TIMESのヘルプセンターもTayoriで作成しているそうだ。
PR TIMESヘルプセンター
フォーム、FAQ。アンケートを3つまで作れるスタータープランが月額3400円、無制限のプロフェッショナルプランが月額7400円、担当CSがヒアリングからフォームやFAQ作成を支援するエンタープライズプランが月額2万5400円。また、無料のフリープランも用意されているので問い合わせのDXに興味にある方は試してみては。
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