• Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード
注目の特集

イベントレポート

アクセスランキング

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー特別編集 週アス2024November

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

MITテクノロジーレビュー

Switch版『スーパーリアル麻雀 LOVE♥2~7!(らぶに~な)』をレビュー

令和でも楽しめる"脱衣麻雀"の金字塔『スーパーリアル麻雀』!その魅力に迫る【前編】

2023年04月03日 20時00分更新

文● 梶井工太郎 編集●イチえもん/ASCII

2020年4月23日に発売されたNintendo Switch版の『スーパーリアル麻雀 LOVE♥2~7!(らぶに~な)』は、パッケージのみでの発売となっている。発売元は『アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート』と同じシティコネクション

 突然だが、本記事では、シティコネクションが2020年4月23日に発売したNintendo Switch用パッケージ限定ソフト『スーパーリアル麻雀 LOVE♥2~7!(らぶに~な)』を紹介する。

 先日、令和に蘇った脱衣麻雀ゲーム『アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート』を紹介したのだが、その際、筆者はすっかり脱衣麻雀の面白さに惹かれてしまった。それならばやはり、同時代の麻雀ゲームに多大な影響を与えた脱衣麻雀の金字塔であり、令和に蘇った脱衣麻雀の先駆者でもある『スーパーリアル麻雀』を紹介しないわけにはいかないと思った次第だ。

■関連記事

令和の時代に復活した『アイドル雀士スーチーパイ』をプレイしてほしい3つの理由【前編】

Switch移植版『アイドル雀士スーチーパイ』には、平成の懐かしさとドキドキが詰まっていた【後編】

 初代のスーパーリアル麻雀は、1987年にアーケードゲーム機として登場。最初は脱衣のない通常の麻雀ゲームだったが、2作目の「PII」からはお色気路線へと方針を転換。アニメ調の美少女が脱衣するアニメーションを導入し、全国のゲームセンターの一角で往年の紳士たちの熱い支持を得たのである。いつの時代も紳士たちは美少女が大好きなのだ。

 スーパーリアル麻雀 LOVE♥2~7!(らぶに~な)には、美少女ヒロインの脱衣アニメーションを初めて導入した記念碑的作品『スーパーリアル麻雀PII』から、シリーズのヒロインが出揃う『スーパーリアル麻雀P7』まで、全6作が収録されている。つまり、アーケードゲーム時代のスーパーリアル麻雀シリーズに登場する全ヒロインのお色気アニメーションが、この1本でお楽しみいただけるというわけだ。

 ちなみに、スーパーリアル麻雀シリーズを開発したマイティークラフトの公式サイトでもシリーズ作品のダウンロード版を購入できる。スーパーリアル麻雀 LOVE♥2~7!(らぶに~な)のPC版も販売されているが、こちらは完全なる"大人向け"(意味は察して欲しい)。全ヒロインの"すべて"が見たい人はPC版をオススメする。

田中良氏の描く肉感的なキャラクターに影響を受けた漫画家は多い。本作のジャケットイラストを担当した漫画家「MARUTA」氏もその1人だ

 前・後編2回に分けてお届けするレビュー記事の前編となる本記事だが、まずは収録された全6タイトルの紹介とともに、各タイトルの全ヒロインを紹介していきたい。なお、今回試遊したのはNintendo Switch版だ。

 総勢17名のヒロインたちの中には、きっとあなたの嗜好に合う女の子も存在するはず。好みのヒロインが見つかったならば、ぜひ脱衣に挑んでほしい。

ゲームを起動した後のメニュー画面で、PIIからPIVまでの3作がセットになった「グラフィティ」のほか、PV、PVI、P7の4タイトルから選択してプレイできる

収録タイトル①:『スーパーリアル麻雀PII』

 1本目は1987年6月に発売された『スーパーリアル麻雀PII』。麻雀ゲームにヒロインの脱衣画像という"ご褒美"を導入し、脱衣麻雀に生まれ変わった記念碑的作品だ。

 本作以降、アニメーターの田中良氏によって描かれたヒロインたちが負けとともに衣服を脱ぎ、少しずつ肌を顕にしていく美麗なアニメーションに注目が集まる。本作のゲーム内容自体はシンプルな麻雀ゲームであり、導入的ストーリーやムービーなど一切なし。プレイ即麻雀、勝利即脱衣のストロングスタイルである。

1987年6月に発売された記念碑的存在の『スーパーリアル麻雀PII』

登場ヒロイン:ショウ子

お色気路線を導入したスーパーリアル麻雀シリーズの初代ヒロイン「ショウ子」。苗字はなく名前のみと、ゲーム内容同様とてもシンプル。ビジュアルもなかなかノスタルジックだが、すべてはここから始まった。本作のキャッチコピーである「ロンよりショウ子を見せたげる」の由来でもあるらしい。うーん、駄洒落!

収録タイトル②:『スーパーリアル麻雀PIII』

 2本目は1988年に発売された『スーパーリアル麻雀PIII』。画面のパンや大きな絵が動くようになるなど、脱衣アニメーションが大きく進化した。また、登場ヒロインも香澄と未来の芹沢姉妹の2人となり、シンプルに前作の二倍以上楽しめる作品である。

1988年に発売された『スーパーリアル麻雀PIII』

登場ヒロイン:芹沢 香澄(せりざわ かすみ)

芹沢姉妹の妹であり、最初に対戦することになる。人見知りなのに負けず嫌いで、ところどころ生意気な言葉使いが光るタイプ。最後まで脱がすところで姉にバトンタッチ。おい! 逃げるな! もう1枚あるだろ!

登場ヒロイン:芹沢 未来(せりざわ みき)

芹沢姉妹の姉であり、妹から勝負を引き継いで登場するが、持ち点はそのまま対戦できる。お姉さんらしく言葉遣いも丁寧だが、お茶目なところも。ラスト1枚の状態で勝利したところで「あとは妹がお相手します~」とお茶を濁してくる。おい! 姉妹揃って同じ逃げ方か!

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう