2020年1月に、基礎控除の額が改正されました。はたして減税されたのでしょうか、それとも増税でしょうか。以下の一覧で確認してみましょう。
合計所得金額2400万円以下の場合は10万円アップし「48万円」
改正前の基礎控除額は、所得制限なしで一律38万円でした。しかし改正後は、所得が2400万円以下の場合は48万円、2400万円超で2450万円以下は32万円、2450万円超で2500万円以下は16万円となりました。なお、合計所得金額が2500万円を超える所得者については、基礎控除の適用を受けることはできません。
国税庁によると「合計所得金額が2400万円以下の方は、48万円の基礎控除が受けられますので、必ず記入してください」とのこと。
そのほか、青色申告特別控除額も変更になりました。これまで通りに提出すると控除額が10万円分少なくなってしまうケースも……。詳しくは「確定申告「65万円控除がルール変更」節税を死守する方法」をご確認ください。
いまから準備して、3月15日までに確定申告書を提出する場合は、「【2022年提出】確定申告の簡単なやり方」をご覧ください。
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