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観光DXに向けた本格実証実験を2023年3月より開始

PR TIMES

Olive株式会社




プレスリリース
2023年3月1日

観光DXに向けた本格実証実験を2023年3月より開始
感情の可視化タブレットによる観光地ソリューションPoCを通して、タクシーを起点に新たな観光モデルを作ります。

Olive株式会社(以下、「Olive」)及び株式会社IDMは、大分県別府市、大分みらい信用金庫及び信金中央金庫(以下、「信金中金」)に因る後援・協力の元、観光DX時代の観光地ソリューションとして2023年3月より別府市において共創プロジェクトの形で開始いたします。

本プロジェクトの目的
新型コロナウイルス感染症の収束に向かって、リアルな観光への期待が増大する中、観光における新たな体験価値の提供がこれまで以上に求められています。一方で、別府市において二次交通として重要な役割を持つタクシー利用顧客が減少する中、本プロジェクトでは、タクシーを中心に観光DXを図っていくことで、別府市のタクシー観光の復興と、別府市から全国へ向けた観光ソリューション創出を目指します。

本プロジェクトは、大分みらい信用金庫及び信金中金の主催で開催されたオープン・イノベーション・プロジェクト(しんきんイノベーションプロジェクトin別府)として、別府市の地域課題を共創で解決することを目指した取組みです。その中で、観光を活性化するテーマで評価頂いたOliveが採択されました。Oliveとして、タクシー利用の観光客の生体反応から感情推定を行い、別府市におけるタクシー運転手に提供、「リアルタイムの感情に基づく観光地案内」トークの促進などに活用頂きます。


実証実験の概要
株式会社IDMが提供する観光タブレット「タブシェルジュ(観光タクシーの後部座席に設置)」と、Oliveが提供する感情センシング技術を組み合わせることにより、タクシー利用をする観光客の感情の可視化が可能になります。可視化された乗客の感情データを蓄積・分析することで、サービス改善・付加価値化を進め消費単価向上を目指します。



今後の展開
“地域住民・観光者・利用者の感情の見える化” がもたらす新たな価値創造に伴うマネタイズ(成功事例)を別府市で確立し、その後は別府市から全国へ向けた観光DXを推進する新サービスの創出を目指します。

自治体観光DXのロールモデル創造。日本初の「タクシー×感情の可視化」観光指標の確立を別府市で先行して行い、地域の有する観光資源の価値の明確化などを通じて観光客の増加と地域社会の収入増を図る。
観光事業者消費単価の向上。新たな観光指標をもとに、サービス改善・付加価値化を実現し、観光客への新たな価値体験創出に伴う利用シーンの増加とそれに伴う収入増加などで全体的に一段と活性化。
観光客新しい観光体験を経験。観光地の感情ヒートマップや、今の感情に合わせたロケーション・レコメンデーション等を通じて「新しい・楽しい」旅行を体験頂き、口コミやリピーター効果に波及。


Olive株式会社について
Oliveは人の生体反応から「感情の可視化」とその「利活用」を展開しており、独自のAIアルゴリズムによってクラウド上で運用しているプラットフォームLa Causeを通じて感情推定のアウトプットを提供しています。Oliveでは現在、複数の市場・業種・顧客に渡ってサービス提供を行っており、可視化対象は喜怒哀楽を始め、快・不快、集中・覚醒、眠気、興味、関心など多岐に渡ります。この画期的なサービスを通じて、顧客企業のビジネス活動で「感情DX」と言う新たなtouch pointの創出を可能にするのみならず、健康経営や教育改革、高齢化問題、ウィズコロナなど社会課題への対応策としても活用頂いています。

株式会社IDMについて
IDMは約90カ国、3000名の留学生が在籍している立命館アジア太平洋大学を2015年に卒業した3名が、2017年「新たな世界とのコミュニケーションを実現する」を目標とした会社として設立しました。事業はWebサイトや動画制作などのコンテンツ制作をはじめ、母校のネットワークを活かして世界に向けたマーケティング・プロモーションを行なっております。今後は地元別府・大分の観光を盛り上げるための施策にさらに力を入れていく予定です。


【問い合わせ先】 Olive株式会社  info@01ive.co.jp