女性の健康支援サービス「FEMCLE」リニューアル
オンライン診療など健康支援プログラムを提供する株式会社リンケージは2023年2月22日、女性の健康支援サービス「FEMCLE(フェムクル)」を刷新。主にセキュリティの強化とデザインの改善や、担当者向けの管理者画面も実装した。
「FEMCLE」は企業の女性社員に対し、月経にともなう症状や更年期障害、不妊予防、妊活など女性特有の健康課題を改善へと導く法人向け女性ヘルスケアサービス。プライバシーの秘匿性を担保しながら、Web上の問診により、女性自身が自分の体の現状に「気づく」機会を提供する。また、男性社員にも女性の健康に関するeラーニングやチャット相談で「まなぶ」機会を提供し、組織全体のヘルスリテラシー向上を図っている。受診が必要な該当者には、適切な医療機関に「つながる」までをサポートする。
今回は3つのリニューアルを実施した。1つ目は性別にとらわれず、女性の健康課題への理解促進を目指し、デザインを改善。スマートフォンを中心に、より使い勝手のよいデザインに刷新した。女性特有の健康課題について男女問わず組織全体で理解を深め、健康を促進できるように考え、サービスカラーをピンクからオレンジへ変更もした。
2点目は、セキュリティの向上だ。大手企業から引き合いが増えていることを背景に、大手企業のセキュリティ基準に対応。秘匿性の高い情報について安心してご回答できるよう、ログイン時に固定のパスワードからワンタイムパスワードを入力する仕様へと変更した。
3つ目の刷新は「管理者画面の実装」だ。今回のリニューアルに合わせて、新たに企業担当者向けの管理者画面を実装。管理画面では、ユーザーへの提供が容易になる「問診回答URL(ユーザー用登録URL)」や、リアルタイムでどの程度問診に回答しているかを把握できる「問診回答状況」の確認が可能。ほかにも社員の回答者数、回答率、実施時期など過去の問診データをチェックできる「問診実施履歴」や、リアルタイムでどの程度専門医に相談しているのか件数を確認できる「専門医相談利用状況」で状況の把握が可能となった。