このページの本文へ

iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク 第22回

iPadで電子書籍をもっと楽しむ方法②

【活用提案】Kindle本をiPadで手軽にオーディオブック化! ”ながら読書”や”学び直し”にも好適!

2023年02月27日 14時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

読み上げ時に気になる違和感を解消する

 iPadの読み上げ機能は、Kindle本を無料でオーディオブック化できるので非常に便利なのだが、気になる点がいくつか存在する。特に気になるのが、誤読や、合成感が強い音声だ。

●読み上げ時の誤読を解消する

 難しい地名や人名、新しめの単語などは、誤って読み上げられることは少なくない。多少なら我慢できるが、よく出てくる単語だったりすると非常に気になってしまう。

 この誤読を解消するには、「読みかた」を設定する。単語ごとに設定しなければならないため、作業はやや大変だが、設定しておけば、別の本の読み上げ時にも対応するので、こまめに設定しておくといいだろう。

設定アプリで「アクセシビリティ」→「読み上げコンテンツ」→「読みかた」をタップ。表示された画面右上の「+」をタップする。

「語句」に登録する漢字、「代替候補」に読みを入力する。「再生」をタップすると、その読みを確認できる。前の画面に戻れば登録完了だ。

●読み上げる音声を変更する

 致し方ないことなのだが、読み上げるのは機械なのでどうしても合成感が強く、内容がすんなりと頭に入ってこない場合がある。読み上げ機能には「Kyoko」「Otoya」「Siri」の3種類の音声が用意されているので、気になる人は、別の音声を選択して、いちばんしっくりするものに変更しよう。

 なお、「Kyoko」「Otoya」には「拡張」という高品質バージョンが用意されている。こちらのバージョンは聞き取りやすさが向上しているのでおすすめだ。

設定アプリで「アクセシビリティ」→「読み上げコンテンツ」→「声」→「日本語」の順にタップする。

「Kyoko」「Otoya」「Siri」の中から、利用する声の種類をタップ。さらにバージョンも選べる。なお、再生ボタンをタップすれば、その音声のサンプルを確認できる。

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中