エレクトロニック・アーツ(以下、EA)とコーエーテクモゲームスがタッグを組んで贈る、完全新規IPの和風ハンティングアクションゲーム『WILD HEARTS(ワイルドハーツ)』。
本作はEAのレーベル「EA Originals」が販売、コーエーテクモゲームスのスタジオ「ω-Force」が開発を担当する2023年注目のハンティングタイトルだ。プレイヤーは“からくり”を駆使して戦う“獣狩(ししがり)”になり、大自然の力と融合した“獣”と戦うことになる。
対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(EA app/Steam/Epic Games Store)で、発売日は2023年2月17日、価格は通常版が9700円。今回はPC(EA app)版を先行で触る機会が得られたので、序盤の先行プレイレビューをお届けする。
斬新な“からくり”と慣れ親しんだゲーム性が良い感じに
まず本作の基本的な流れとしては「フィールドに出る→“獣”を狩る→素材を獲得して武具を強化→次の狩りへ」といった、ある意味でハンティングゲームが好きな人にとっては慣れ親しんだもの。ゆえにこそ、新しい部分が光るタイトルになっていると感じた。
本作ならではの要素とはズバリ“からくり”。フィールドにある特定の樹や岩から得られる“糸”を消費して、“匣(はこ)”や“発(はつ)”を任意の場所に作り出すシステムだ。
また“連結からくり”と呼ばれるシステムもあり、匣を縦に3段+横2列の計6個並べて配置すると強固な“壁(かべ)”を生み出せる。
そのほかにも、フィールドの各所にある“龍穴(りゅうけつ)”を調べると得られるエネルギーを使い、狩りを便利にする“龍脈からくり”を任意の場所へ建てられる。
このように、狩りだけでなく探索にも役立つ、大小さまざまな“からくり”が用意されている本作。匣や発の生成は一瞬で行なえるため、コンボのワンアクションのような手軽さで使用可能だ。
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