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「からくり」と呼ばれるギミックがすべてのカギを握る

狩りゲーの歴史に名を刻む逸品!『WILD HEARTS(ワイルドハーツ)』先行プレイレポ

2023年02月14日 00時00分更新

文● Zenon/ASCII

 エレクトロニック・アーツ(以下、EA)とコーエーテクモゲームスがタッグを組んで贈る、完全新規IPの和風ハンティングアクションゲーム『WILD HEARTS(ワイルドハーツ)』。

 本作はEAのレーベル「EA Originals」が販売、コーエーテクモゲームスのスタジオ「ω-Force」が開発を担当する2023年注目のハンティングタイトルだ。プレイヤーは“からくり”を駆使して戦う“獣狩(ししがり)”になり、大自然の力と融合した“獣”と戦うことになる。

 対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(EA app/Steam/Epic Games Store)で、発売日は2023年2月17日、価格は通常版が9700円。今回はPC(EA app)版を先行で触る機会が得られたので、序盤の先行プレイレビューをお届けする。

巨大な“獣”が多数登場。大自然の脅威にヒトはどこまで立ち向かえるのか

さまざまな“からくり”を駆使して環境をコントロール!唯一無二の狩り体験がここにある

斬新な“からくり”と慣れ親しんだゲーム性が良い感じに

“獣”の討伐時にはトドメを刺す“介錯”を行なう。偉大なる自然の命へ感謝と畏敬の念を忘れずに

 まず本作の基本的な流れとしては「フィールドに出る→“獣”を狩る→素材を獲得して武具を強化→次の狩りへ」といった、ある意味でハンティングゲームが好きな人にとっては慣れ親しんだもの。ゆえにこそ、新しい部分が光るタイトルになっていると感じた。

 本作ならではの要素とはズバリ“からくり”。フィールドにある特定の樹や岩から得られる“糸”を消費して、“匣(はこ)”や“発(はつ)”を任意の場所に作り出すシステムだ。

匣は高台に登る足場にできるほか、飛び上がって重力を味方につけた強力な攻撃を放てる。また、“獣”の突進を防ぐ障害物としても機能する基本の“からくり”だ

発は任意の方向へダッシュするバネ台のようなもの。無敵時間が設定されているので、敵の大技にあわせて使えばノーダメージでやり過ごせる

 また“連結からくり”と呼ばれるシステムもあり、匣を縦に3段+横2列の計6個並べて配置すると強固な“壁(かべ)”を生み出せる。

序盤の大ボス“山穿槌(ヤマウガチ)”の突進を“壁”で防ぐ様子。壁に突っ込んできたヤマウガチは壁もろとも吹っ飛び、短時間のダウンを奪える

 そのほかにも、フィールドの各所にある“龍穴(りゅうけつ)”を調べると得られるエネルギーを使い、狩りを便利にする“龍脈からくり”を任意の場所へ建てられる。

狩り場の拠点となる“獣狩の幕屋”。ファストトラベルが可能になるほか、力尽きた場合の復帰地点にもなる

レーダーの役割を果たす“獣探しの櫓(やぐら)”。周囲にいる“獣”の位置を把握できる

いわゆるジップラインを任意の場所に設置する“飛葛(とびかずら)”。普通なら大きく迂回して山登りしないといけない場所へも、これで大幅にショートカット可能(高低差に関わらず双方向で使える)。ただし、置ける個数に制限あり

 このように、狩りだけでなく探索にも役立つ、大小さまざまな“からくり”が用意されている本作。匣や発の生成は一瞬で行なえるため、コンボのワンアクションのような手軽さで使用可能だ。

からくりの会得画面。狩りをすると貯まる“獣珠”を消費して、新たなからくりの会得や既存のからくりの強化が可能

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